新調したホイール、Prime BlackEditionが十分に使えると確信した今日この頃、次に考えなくてなならないのがタイヤ問題となる。
レーゼロから引き継いだVittoria CORSAは新品とはいえ賞味期限を過ぎてしまった様で、何時お亡くなりになってもおかしく無い状況。
これのおかげで、既に6,000km以上も走り込んだお古のコルサをフロントに履いているのだから、爆弾を抱えている様で非常に気持ちが悪い。
いよいよ、ビットリア教を改宗する時が来た。
そこで今回は、次のタイヤには一体何が相応しいのか検討してみる事に。
チューブレス vs クリンチャー
そもそも、ホイールを新調するキッカケとなったのがロードバイクのチューブレス化なので、当然ながら次のタイヤはTLやTEを第一に検討していたのだが。
ここへきてその考えを覆してしまうほどの現実を知ってしまった。
もし、ロングライドの出先でこんな状況に追い込まれたとしたら予備のチューブで無事に帰宅出来るのか不安になる。
そこで、シーラントをあてにしないチューブレスならばと思いきや、ニップルホールのあるホイール(要リムテープ)では基本チューブレスでもシーラントの追加が必要らしい。
Prime BlackEditionにはニップルホールがあるのでチューブレス化を検討すると必然的にチューブレスレディーとなってしまうのであった orz...
結局、シーラントの呪縛からは逃れられないので今回は見送る事にする。
25Cのタイヤでチューブレス化しても大したメリットが無く、コスパ的にもクリンチャーにした方が懐に優しいのは言うまでも無い。
注目のロードバイクタイヤは
クリンチャーでの運用を決意したところで、いよいよタイヤの絞り込みに。
検討するのは各メーカー共に上位グレードのモデルに限定、年間5,000km程度しか走らないホビーライダーとしては、タイヤくらいは良い物をおごっておきたいと言う思いがある。
PIRELLI P ZERO VERO
まず、一番最初に候補に上がったのがピレリ。
その昔、運転免許証をお上に頂いた頃、自動車のタイヤとしてはその名を世に轟かせていたブランドで超高級品のイメージしかないのだが。
第一候補に上がった理由としてはズバリその軽さでしょうか、公称で700x25Cで210gとダントツの軽量を謳っているのでかなり軽快そうです。
また、レビューでは「乗り心地が良い」と言った印象も理由の一つ。
快適性能で選ぶならP ZERO VEROでしょうかね...
SCHWALBE Pro One
シュワルベはクロスバイクで実際に履いているのと、お仲間がプロワンを愛用しているので大変お気に入りのブランドでもある。
とにかく組み付けが楽でタイヤレバーなど必要としません、出先でのトラブルを考慮するとこう言ったところも選択肢の一では。
走りもかなり優秀で、推定体重80kgの彼がコーナーを攻めて何の問題も感じられないと言っていたので安定感も十分。
シュワルベの転がりの良さは逸免で高速巡航ならプロワンか...
CONTINENTAL GRAND PRIX 5000
今やロードバイク界隈では定番となったコンチネンタルのグランプリ5000、あまりにもポピュラー過ぎて逆に遠慮してしまうのは自分だけでしょうか。
しかし、その実力は誰もが認めるところで、今回のカーボンディープリムと同じく最新のトレンドに乗ってみるのも悪くなさそうな予感がします。
総合的な評価を見るとコルサを超えるのは間違い無くGP5000だろう...
番外編
実は、チューブレスレディーでも唯一クリンチャー以上にメリットが感じられるタイヤがあったのだ。
IRC Formula PRO TUBELESS READY S-Light
日本が世界に誇るタイヤメーカーのアイ・アール・シー、こちらも自転車仲間が愛用しているのでかなり馴染みの深いブランドとなる。
初めての組み付けで少々苦労するらしいが、一度エアーを張ってしまうと二度目の脱着からは工具無しでも出来るらしい。(チューブレス仕様の場合)
しかも、最新のフォーミュラ・プロ・チューブレスレディーは他社のクリンチャー並の軽さで、シーラント分を考慮しても250g台で仕上がってしまうから驚きだ。
ヒルクライム重視で選ぶならフォーミュラ・プロの存在は外せない...
まとめ
検討すればするほど振り出しに戻ってしまうと言った結果で非常に悩ましい問題であるタイヤ選び、登れるカーボンディープリムと言うのがこんなに悩ましいとは。
何を求めるか結論を出さないと答えが出ないと言った状況が続く、一層の事全部買って試してみるなんて余裕があれば最高なのだが。
- 快適性能
- 高速巡航
- 登坂能力
さて、何れを選ぶのでしょうか...