自転車好きのこそっとした話な

ロードバイクからシティーサイクルまで全力で楽しむ

我が家で最も古い自転車、その名もAERO ROADが復活!

我が家には20年くらい前から玄関先に飾られていた一台のオブジェがあった。それは16インチの折り畳み自転車なのだが何故かAERO ROADととても軽快そうな名が付いている。

 

セゾンカードのポイントで頂いたのだが、サイクリングした記憶は無い...

 

近年は隠れ家の下屋で眠っていた自転車です。

 

ところが、ここへきて二台目のミニベロを探していたところそう言えば一台あったなと思い出し、潰れたAERO ROADのタイヤに空気を入れて乗り出してみる。

 

がっ、何だこりゃ!?

 

まるで子供用の自転車か、と違和感の理由は極端に短いクランクが原因。

 

これは弄り甲斐があるなとニヤッとしながら、大人のミニベロへとカスタムする事に。

 

AERO ROAD 16int MIni

 

チェーンリング&クランク

まずは一番の問題点であるチェーリング&クランクを試験的に手持ちの52T-170mmへと交換して漕ぎ具合を確かめてみまる事に。

 

何しろ変速機の無いシングルギアなのでチェーンリングは命。

 

16インチのタイヤに12Tのコグはどんな感じなのか、歯数を決める参考に。

 

また、クランク長の変化に対してポジション具合とフィーリングを確認しておきます。

 

16インチ折りたたみ式自転車のチェーンリングを大型化する

 

サドル選び

自分はその昔、重度の椎間板ヘルニアになり左脚に坐骨神経痛が残ってしまいました。その結果、同じ自転車でもママチャリの様なコンフォートサドルが大の苦手で絶対に無理。

 

あれで、10kmほど走ったら立てなくなってしまった経験が今でも心の中に残っています。

 

逆に、ロードバイクに乗ると坐骨神経痛が消えてしまうのが不思議ですが。

 

まぁ自分の場合、サドル次第で毒にも薬にもなる自転車と言う事で。

 

そこでチェーリングのテストでは余っていたビアンキ純正のセラ・サンマルコを使っていましたが、流石にこの姿勢だとケツが痛い...

 

やはり、ここはお尻に優しいやつを新調する事にします。

 

 

サビ落とし

快適な自転車への準備が整ってきたところで長年の傷跡であるサビ落としの作業へと進む事に、ここからはネットの情報を頼りに作業を進めてみました。

 

とりあえず紙やすりやボンスターを使い酷い所から攻めてみますが、流石にこのレベルになるとピカピカにはなりませんね。

 

ぶちゃけ、あまりにも酷いパーツは買い替えてしまった方が早いかと。

 

それでも、ハンドル周りなど比較的サビの薄い所ではボンスターの効果絶大で、根気よく磨けばかなり綺麗になって驚きです、ボンスター恐るべし。

 

また、厄介そうな部分にはダイソーで売っていたサビとりクリーナーを試してみました。

 

いや〜、実はこれ余り期待していなかったのですが、意外と優秀で歯ブラシや綿棒を使って擦ってみたところ想像以上に綺麗になりますよw

 

ヘッドパーツやホイールのハブなどボンスターでは手の入れにくいところでもバッチシ!

 

ワイヤーブラシなども併用すればさらに綺麗になるのかもしれませんね。

 

 

大人のミニベロ

我ながら、かなり良い雰囲気に仕上がってきました。シルバーを基調としてメッキパーツに黒色がアクセントとなりインダストリアルな感じがまさに大人のミニベロ。

 

それでは、今回使用したのパーツのレシピを紹介しましょう。

 

一番悩んだチェーンリングはアキワールドの53Tにしてチェーンガード外しました。

 

 

リアに変速機があれば54Tや56Tが欲しいところですが、12Tのシングルコグだと53Tが限界の様で、街乗りでもちょっとした起伏になるとダンシングしないと無理。

 

次に、サドルは通勤用で既に使っているのと同じVELOのコイル付きを黒色に。

 

 

正直、今回購入したパーツの中で一番高い買い物でしたが、このサドルが自転車全体の雰囲気を決めてしまっていると言っても過言ではありません。

 

ライトは既存のVOLT400をGPブラケットを使ってカゴ下の金具に装着。

 

 

たまたま、バスケット取り付け金具にライト用の受けが付いていたのがラッキー!、意外と貴重なパーツの様です。

 

いかがでしょうか、長年眠っていた自転車も綺麗に磨き上げてそれなりにパーツを交換したら見違えるほどお洒落で快適な自転車へと変身しました。

 

これで、夫婦サイクリングはミニベロ x ミニベロでカジュアルなポタリングの予感が!

 

今後はシングルギアでも楽しめるコースをのんびりと走る事にします (^^;

 

そう、実はこれロードバイク乗りの足枷なのでした...