自転車好きのこそっとした話な

ロードバイクからシティーサイクルまで全力で楽しむ

実用性を考えて、この際なのでREC-MOUNTSやめる事にします

Bianchiで長年愛用してきたREC-MOUNTSのサイコン&ライトマウント、先日の輪行Raphaのハンドルバーバッグとの相性が非常に悪くイラッとする場面が多かったので思い切って取り外す事にしました。

 

やっぱし、理想と現実は違いすぎ。

 

denzo689.hatenablog.jp

 

ロードバイクにとって象徴的なアイテムだっただけにかなり残念...

 

とは言え、実用性を考えるとバーバッグとの共存は難しくBianchiに限らずPiNARELLOでも同じ様な思いをしていたのでバイクの目的に応じて何方かを切り捨てなければならない。

 

当然のごとくPiNARELLOの方はハンドルバーバックを切り捨てたのだが、Bianchiについてはずっ〜と迷っていたってのが本当のところ。

 

だが、今回の輪行旅で確信した。

 

BianchiRaphaのハンドルバーバッグは必須アイテム。

 

スマホに財布と鍵、さらに補給食まで詰め込んでもまだ余裕がある。

 

そして何より、土砂降りの雨の中でもその全てを最後まで守ってくれていた。

 

この現実を確認した時からRaphaのハンドルバーバッグが最優先となるのは必定の事。

 

そんな訳で潔ぎよくREC-MOUNTSを取っ払いサイコンはステムの上へ、ライトもハンドルバーの上へと移動してバーバッグの使い勝手を最優先にしたところ非常に良い。

ライトのON-OFFも手元で行えるのでいちいちと覗き込まなくても済む。

 

まぁ、些か寂しいコックピット周りとなってしまったが...

 

今後も輪行をするのかと言われれば答えは多分ノーだが、グループライドやロングライドではBianchiを乗り出す機会の方がまだまだ多いと思うので暫くはこのスタイルで。

 

と言うよりも、PiNARELLOはソロ練意外に乗り出したくないってのが本音でして...

 

Bianchiは気楽で使い勝手が本当に良い、ここ大事ですよね。

 

二年越しの思いを叶えた自転車輪行、はたしてその結果如何に...

計画は二年前に立てたまま、日の出と共に宇都宮を出発し福島県南会津郡下郷町にある観光の名所「大内宿」を目指す片道約126kmの自転車旅。

 

宇都宮から例幣使街道を辿り会津日光街道をひたすら走ると言った内容。

 

距離的には全然余裕なところだが、幾度となく繰り返されるアップダウンに脚が耐えられるかが肝になる。

 

まぁ、最終的に脚を使い切っても良いだろうと思い輪行先に選んでみたのだがね...

 

仕事なら残暑厳しい折り日差しでウンザリとするところも、こうして絶景の広がる山間部を目にするとホント癒されます。

 

テンションMAXのまま山王峠を越え渓谷沿いのダウンヒルがマジで気持ち良い。

 

もうね、残暑なんて何処ふく風のごとしw

 

田島の街までダイブしたところで小休止、いよいよと大内宿を目指すのですが...

 

まさか目前にして土砂降りの雨模様になるとは!しかも、この地域だけが降っている様子で数百メートルも下ればそこは晴れ間の広がる別世界。

 

宿でのんびりとランチでもなんて考えていたのだが、それどころでは無い。

 

とっとと下山して「塔のへつり」へと向かいましたw

 

おおむね目的の観光地に脚を運んだところで会津田島駅へと戻り遅めのランチをいただいたところでいよいよと輪行の準備を。

 

15:00発浅草行きの特急リバティーで一気に新鹿沼まで乗り換え無しのプラン。

 

さぞかし「世界の車窓から」みたいな景色を楽しみにしていたのですが、田島の街を抜けると山林orトンネル、まるで地下鉄でも乗っているみたいな...

 

しかも、脱線するのかと思うくらい車両が突き上げてきて、ある意味怖いから。

 

そんなアトラクション的な乗り心地を楽しみながら人生初の自転車輪行はあっという間に終わりをむかえたのである。

 

 

でっ、初の自転車輪行について感想を述べると。

 

まずは、輪行そのものについては思っていた以上に手軽で便利な手段だと納得しました。

 

しかしながら、今回の輪行ではデメリットと感じた方が圧倒的に大きい。

 

兎にも角にも電車の出発時間と天気が気になってしまい自転車旅としては余り楽しくはなかったってのが本音だろか。

 

基本、長距離の移動は車なので時間に対しての感覚が全く無いからなw

 

着替えも常備しているので雨に濡れるのも想定内。

 

今回は会津側で雨に降られたってのもあったのだが、宇都宮に帰ってからの雷雨なんてのも想定していたので尚更気になって仕方がなかった。

 

案の定、新鹿沼駅輪行を解除して宇都宮に入った途端ゲリラ雨にやられてしまう。

 

だがしかし、本当にヤバいと思ったのは汗の匂いだ!

 

やはり、輪行で帰投するなら温泉にでも入りサッパリと着替えたところで着座するのがマナーなのではと強く考えさせられてしまう。

 

今回はガラガラの特急列車だったからまだ良かったけどw

 

そう考えると、相当時間に余裕が持てないと輪行は楽しめないのかもしれないな...

 

自転車を中心に考えるのではなく蕎麦を中心に考えるライド

ハンドルバーとステム位置を変えて初めての滝ヶ原峠、さぞかし快適になったと思いきや、実は平坦で既に脚が疲弊してしまい峠は温存クライムに徹してしまう。

 

峠全体で平均心拍数131bpm、ラスト1.5kmでも139bpmと如何に楽して上っているかが分かる。

 

正直、こう言った上り方が出来るのもピナレロに乗り換えたお陰だろうか。

 

プリンスFXが納車されて丁度一年、未だにポジションが決まらず試行錯誤する日々が続いておりますが、如実に反応があり探求すると言った意味では実に面白いバイクです。

 

解像度が高いと言うか繊細と言うか、お値段以上なのは間違いありません。

 

 

とここで、何時もなら自宅まで自走で帰るところなのですが、本日は日光市内で嫁さんと合流して蕎麦ランチへと向かいます。

 

本来なら夫婦サイクリングと思っていたのですが、今年の暑さでは流石に無理。

 

ホント、何時までこの暑さが続くのでしょう...

 

でっ、向かった先はSNSで投稿率のい高い「野点庵」さん。文挟駅近くにあるので自分としてはほぼ通り道なのですが訪問するのは初めて。

 

てっきり例幣使街道沿いにあるのかと思いきや結構奥まった場所にあり驚きでした!

 

木々に囲まれ隠れ家的な店の雰囲気が最高ですね。

 

これは期待が持てます。

 

初訪問なのでド定番の「天もり」を注文、蕎麦も天麩羅もボリュームがあり食べ応え十分なところに噂通りの美味さで大満足です。

 

スッカリと蕎麦にハマっている嫁さんとこう言った時間の過ごし方も悪くはないな。

 

自転車を中心に考えるのではなく蕎麦を中心に考えるのも有りですね。

 

そんなライドが今後の二人には必要なのかもしれません。