最近は、古賀志山や奥日光などサイクリングにも大活躍な20インチの折り畳み自転車は、路面がウェットな状態でも気軽に走れる実走派としてはかなり重宝している機材です。
今回はそんなシティーサイクルをざっくりと紹介してみましょう。
Raychell R-241Nとは
今でも災害に強い自転車として販売されているRaychell R-241N、その正体は妙にペダルが重く漕いで漕いでも進まない、ある意味トレーニング機材の様な自転車。
それもそのはず、災害に強いノーパンクタイヤってのがチューブの代わりにウレタン素材が詰まっていてメッチャ重いとしばらくしてから気が付いた。
そう言えばこの自転車って空気入れた事が無かったなと...
もうね、この事実に気付いてしまうとタイヤ交換してみたくてたまりません。Amazonで自転車のタイヤとチューブをポチってドキドキしたのもこの時が初めてでしたw
20インチは406と451の二週類があり、まずはそこから勉強する羽目に。
タイヤサイズも多種多様で何を選んで良いのやら...
最後は見た目でシンコーのスリックタイヤで同じサイズを選んでいました。
また、ノーパンクタイヤに対応すべくスポーク数が半端じゃないホイール。一般的な20インチとはちょっと違った雰囲気がありこれはこれで気に入っていたりして。
最近では更にタイヤを細く軽くして真の軽快さってやつを手に入れています。
ミニベロのドライブトレイン
タイヤを交換して走りは快適になったはずなのに、ロードバイクに乗ってからミニベロに乗ると妙な違和感があり、ペダルを漕いでも進まないと言った現実を知る事になります。
そこで色々と調べてみると、ギア比が小さすぎるのが原因だと。
52Tチェーンリング&170mmクランク
ネットの情報を頼りに52Tの大口径チェーンリング&170mmクランクセットをポチって交換してみました。
オリジナルが40Tのチェーンリングに152mmのクランクだったのでその効果は抜群!
猿回しの様なペダリングから解放されて、そりゃもう快適です。
13-28T 7S ボスフリースプロケット
チェーンリングを大型化して随分と快適な自転車へと変身したところで更に欲望が湧いきました、そう6Sを7Sにしてしまう魔改造へと着手。
ディレーラーはオリジナルのままスプロケを7枚にしてしまうやつです。
最初はルック車から取り外した14-28Tの7Sスプロケに入れ替えただけでしたが、更に欲をだしてしまい今では魅惑の13-28Tに。
だがしかし、この13Tは生半可なペダリングスキルだと踏めないのが正直なところ。
病気のリハビリで一年間程この自転車で営業活動をしていましたが、最後まで踏めなかったって言うのが事実です。
結果、自分はペダリングスキルをこの自転車から学んだと言っても過言では無い。
折り畳めない自転車に快適装備品
折り畳み自転車と言えばハンドルがポキっと折れてコンパクトになるのが当たり前ですが、この自転車はハンドル高調整の為にあえてオミットしています。
首折れ式から一般的なスレッドステムにすると軽量化は勿論、汎用のアダプタを使ってボトルゲージを搭載したりと良い事尽くめ。
純正の前カゴも取り外して約2Kgの軽量化になりました。
最近はハンドルバーがかなり錆びてきたのでカーボン製に交換しようと検討中。
また、シートポストは純正品だと長さが足りずアルミ製の長い物へと交換しています。
サドルは色々と試した結果、VELOのコイル付きサドルに落ち着きました、多少重くはなっていますが普段着で長距離乗るならこれが一番お尻に優しいから。
VELOの製品は触れてみるとその質感がとても素晴らしい、グリップも握ると言うより手を載せる感じが心地よくて選んでいます。
類似品が安く出回っているみたいですが、コメントなど読むと高くてもVELOですね。
安全対策
市販のシティーサイクルで峠道を下る様になるとブレーキ強化は必須だと実感します、雨の日の制動力も上り本来なら一番最初にやるべき事なのかもしれません。
ライトはCATEYEのCFB-100を使いロードバイク同様にVOLT400を搭載可能に。
電池式とか色々と試してはみましたが、やはり充電式で光量のある物が一番ですね。
最後に
如何でしたでしょうか、ホームセンターで売られている様なシティーサイクルでもそれなりに手を加えてあげれば、より速く、より遠くへ走ることが可能になります。
ただし、自転車には基本的な構造、いわゆるジオメトリーがあるのでセオリーを無視したカスタムをしてしまうと逆効果にしかなりません。
例えば、クロスバイクにドロップハンドルを搭載してしまうなど在りがちですね。
そう、自転車弄りに目覚めた頃に同じ様な過ちをした記憶があります。自分はロードバイクと乗り比べる事でその大切さを知りましたが...
シティーサイクルはその性質から生まれる幅広いポジションを見極めながら快適に走れるポイントを探すのが醍醐味です。
実のところ、今ではそのポイントをロードバイクにフィードバックしていたりして。
見た目は違えど、ペダルを漕ぐのは一緒なのだなとつくづく感心しました。
究極の通勤自転車を目指してカスタムはまだまだ続きます。
それでは、また✋