先日、二度目のチューブレス化に挑戦したGRAVELKING SK。案の定、何としてもビートが上がらず断念していました。
がっ、折角のチューブレスタイヤをクリンチャーとして使い続けるのも悔しいので再々チャレンジしてみる事に。
巷の噂では片側のビートを残してチューブを抜けば上手くいくらしい、なんて。
クリンチャー化してしばらく過ぎたので、ビートの癖も十分についた頃合いかと思う。
と言う事で、まずは前輪からエアーを抜いてタイヤレバーで優しくビートを捲り上げてみるのだが...
あっヤバ、既にチューブがタイヤに張り付いてしまっているはぁ!
前回の作業であれだけ念入りにパウダーを付けておいたのに、やはり一度チューブレスレディ化したタイヤの裏面はシーラントが接着剤となってしまい固着が激しすぎる。
もうね、チューブは捨てる覚悟で剥がしましたよw
ところによってはかなり強烈で、もはや反対側のビートなど如何でもよくなってきた。
でっ、何とかチューブをひっぺがしてチューブレスバルを装着すると今度はタイヤをリムに戻すのだが、片側のビートが落ちていないせいか最後の一揉みがキツイの何のって。
作業用手袋をしているにも関わらず、手の皮が剥けそうなくらい痛い。
そんな苦労とは裏腹に、肝心のビート上げは、やはり一発では上がらなかった...
ただ、エアー漏れは以前とは違い、ごく僅かな様だ。
そこで、タイヤをつまんで谷間に落ちているビートをリム側に引き上げる様に一周してみたらアッサリと成功!
パチンパチンとビートがリムにハマっていく音が妙に気持ち良く響いていた。
最後の工程、シーラントはたっぷりと60ml注入しておく事に。ここケチってパンクするの嫌だし、どうせ半年もすればカラッカラに乾いているのが現実だから。
と言う事で、後輪も同じ手順ですんなりとチューブレス化して作業完了。
シーラント漏れを確認して試走に出てみると気持ち軽ろやかな。
何と言ってもフワッとした乗り心地がたまりませんね。