さて、ロードバイクを乗り換えて一番の不安材料と言えばやはり、その乗り味の変化ではないでしょうか?
アップグレードしているのだから遅くなるという事は無いと思うが...
にしても硬いフレームは脚が削られるとか、体が疲れるとか色んな噂が気になるところ。
エントリーグレードからバリバリのレースバイクにアプデすると一体どんな乗り味になるのか早速走り出してみましょう。
そんな訳で向かった先は毎度お馴染み宇都宮市森林公園へ。
怪しい雲行きの中、先日交換したタイヤ&ホイールのお陰で漕ぎ出しも軽やかになりかなりスムーズに宇都宮市森林公園までは走ってこれた気がします。
途中、始めて見るフォースベクトルの画面に感動していたのであっという間だった。
やっぱしペダリングが可視化出来るってのは素晴らしい!
左右のバランスも見れる様になり、左足の方が強かったなんてちょっと驚きましたが。
そして何よりDi2ってのがこれ程までに楽しいとは思わなんだ。
初乗りじゃパドルの位置にかなり戸惑ってムズイなと思っていたのも慣れてしまえば超快適で機械式に戻れないと言った話しは本当の様です。
特にダンシングしている時の変速は圧巻でたまりませんね。
最もパドル押し間違えると最悪ですが...
と天気の割に気分も上々でこれならヒルクライムも期待できそうな雰囲気が、そんな訳で古賀志山を上ってみたところ、これがもうねビックシ!
踏んだら踏んだ分だけぐいぐいと上って行く感覚ってのは凄い。
昔、CANYONのエアロードに乗っていたお兄さんから聞いた事があるのだが、重いバイクでも剛性がシッカリとしていれば意外と坂上りますよって。
確かに、これの事だ!
また、古賀志山の正規ルートは先日からの雨でかなり苔生しており落ち葉や小枝なども入り混じっていて激しいペダリングをするとスリップダウンする危険性がかなり高い。
シッティングでシッカリとトルクを駆けながら上るのが案外と難しいのだが、リアが滑り出す気配が全く感じられずガッツリと踏めるのにも驚く。
いや〜、これがエントリーグレードとの差なのか...
同じタイヤを使っているにも関わらず、バイクによってこんなにも違いがあるなんて。
そこで、何を思いついたのか逆古賀志はセグメントのスタートからゴールまでフルでダンシングしてみる事に。
これがまるで階段でも上ってるかの様に軽く脚が運んでいて自転車ではないみたい。
マジでバリバリのレースバイクって凄過ぎですはぁ!
ぶちゃけ、シッティングで上っている感覚ってのはCANYONのクロスバイクにかなり近いと感じていたのだが、ダンシングした時のこの感覚ってのは初めての経験で感動もの。
でっ、ヒルクライムに手応えを感じたところで復路も頑張って踏んでみる。
結局のところ脚が削られるとか、体が疲れるなんて心配は無用の様でトレーニング効果も十分に有り初乗りとしては満足のいくトレーニングライドとなりました。
ただ、ラップごとのフォースベクトルを見るとかなり改善の余地が!
ペダリング効率も全然だし、課題が山積みの様です。
まぁ、それを楽しみにしているのだけどね。