空を見上げると、どんよりとした低い雲に覆われてスッキリとしない週末。
雨は降っていないにせよ路面は若干ウエット気味。
ロードバイクを乗り出すにはちと気が引けてしまう様な朝。
それでも、昼から始まるJCLのレースまで時間があるので少し刺激が欲しいなと。
クロスバイクにするか悩みつつもウエットな林道で転けたトラウマが頭を過りいまいち乗り出す気になれない。
転けるの怖くて乗り出せないくらいなら、いっその事コンチネンタルの25Cなど捨ててしまいグラベルキングの32Cを履いていた方がよっぽどマシなのではと思う。
結局、週末なのに通勤用のミニベロで走り出してしまった...
ところが、しばらく走るとタイヤの空気圧が少し甘い気がしてきた。
さらには、チェーンオイルも切れ掛けている様な。
かったるい乗り心地に、ジーッと言ったチェーンノイズが意外と脚にくる。
これはトレーニングなのだと割り切ってみても気持ちとは裏腹にペダルが重い。
そして、カロリー使い切ったのか妙に小腹が空いてきた。
丁度、しろやま中通りのセグメントも終わったところ。
そこでとあるパン屋さんを思い出す。
フェイスブックでハード系が何ちゃらと紹介されていたお店なのだが、お洒落なパンに詳しい訳でもないので、一体どんなお味がするのやら怖いもの見たさで向かってみる事に。
ごく一般的な農家の門構えの前に小さな看板がぽつんと、パッと見こんな所にパン屋さんがあるのかと思いきや、奥を覗くといかにも納屋を改装したと言わんばかりに店が。
大谷石にネイビーブルーの看板と建具でまとめられていて外見はバッチシ。
ガラス窓から店内を覗くと美味しそうなパンが並んでいます、サイクリングのたしになる様なのがあるのか気になるところですが、どれもいけそうな感じがしました。
入店は一組づつなのでサクッと入れ替わりショウケースを一巡。
もっともインパクトのあるパンを迷わずオーダー。
巨大なソーセージが乗った「シュークルト」¥390-なり、赤川ダムまで走ったところで湖畔にあるベンチでのんびりと味わう事にしました。
かなり歯応えのある生地に肉の旨味がマッチして美味いなこれ。
なるほど、これがハード系ってやつか。
と、ちょっと知ったかぶってみる。
お腹も膨れたところで、ガスのかかった古賀志山を上りプチトレーニング。頂上にあった全面通行止めのゲートが消えていたので少しだけ進軍し記念撮影をして戻ります。
先日までの猛暑日が嘘の様で、肌寒いほどの空気感が漂う赤川ダムでしたが自転車で走るにはこれくらいの方が丁度良いのかもしれませんね。
それでは、また✋