自転車の軽量化で忘れてならないのがインナーチューブの存在なのですが、ママチャリだとパンクしなけりゃいいじゃん、みたいな感じで存在感薄いですよね。
しかし、真の自転車好きはインナーチューブにも拘るのであった。
三年前に人生で初めて自転車のタイヤを自力で交換した時は何の考えも無く、ただ値段に任せて選んでいましたが、直ぐに後悔したものです。
それは、スポーツバイクだと目的によってインナーチューブを変えるなど、チューブ次第でパフォーマンスか決まってしまうくらい重要な要素だと知ってしまったから。
最も今では、チューブ無いのが主流化しつつありますが...
まぁ、ホームセンターで売られている様なミニベロをチューブレス化しようなんて言うのは非現実的なので、インナーチューブの話を進める事にしましょう。
三年前にタイヤとセットでセレクトしたチューブを今更ながら計測してみると!
20インチなのに何と160gもあったとは、知らぬが仏だなw
ロードバイク基準に考えると、チューブはギリギリでも二桁台だろう。
そこで、最近お気に入りとなりつつあるSHUWALBEのチューブで検討してみると。
※AVは米式バルブ、DVは英式バルブ、SVは仏式バルブ
406の20インチだと6Aの65gが最軽量、451より軽量なのはちょっと驚きです!
とは言え、6Aは仏式バルブのSV6Aしか選択肢が無いので今回は却下。
ママチャリ規格のホイールでも専用のアダプターを用意すれば仏式バルブが使えるらしいが、全体的な投資額を考慮するとちょっと勿体無い様な。
でっ、米式バルブは駄目なのかと調べてみたところ。
英式バルブと米式バルブの径は同じらしく兼用出来るとの事でした。
しかも、今回のタイヤは20x1.50なのでより軽量なAV6が選択枠にあるではないか!
と言う事で、早速ポチってみた。
実測してみたところ狙い通りの二桁台、ゴム製のインナーチューブで99gはかなり健闘しているのではと感心します。
また、米式バルブなので空気圧の管理が正確に出来る様になったのは好都合、ビートが柔らか目なので適正空気圧を守らないと爆発のリスクが高そうなので非常に有難い。
これで、タイヤ150g + チューブ60g = 210g x 2 軽量化した事に。
自転車そのものが重いので210g x 2ほど軽量化したところで全体的には大した事はありませんが、回転部分の軽量化は確実に恩恵が得られます。
実際にペダルを漕ぐ軽快感は、同じ自転車とは思えないくらい軽くて気持ち良い!
そして、ヘタったチェーンも交換して初回限定大サービスと言ったところでGOKISOのチェーンオイルを塗布してみた。
もうね、これはヤバいって!
専用のチェーンルブは管理が大変ですが、一度使うと病みつきになるかもしれません。
回転系の物理的な軽量化はもちろんですが、ドライブトレインの感覚的な軽さも大切な要素ですね、チェーンを換えるならチェーンオイルも変えてみてはいかがでしょうか。
と言う事で、ホームセンターで売っている様なミニベロを消耗品交換のタイミングで、自転車乗りらしい王道な手法で軽量化してみました。
さらに時間を掛けて探せば、より安く、より軽量な物が見つかるかもしれません。
毎日使う自転車だからこそ、お気に入りの仕様で乗り続けたいと思う。
それでは、また✋