物事には一つ一つ理屈ってのがあって、それを理解して積み上げたモノが美しさだったり速さだったりと言う結果になると思う。
自転車の部品にだってちゃんとした意味があり、同じ部品であってもちょっとした気遣いやセッテイングで随分と結果が変わってしまうのではと。
速い人の自転車にはそう言った雰囲気があり、まず見た目が美しい。
そう、自転車は黙って乗り手のスタイルを語っているのだ!
今年もそんな想いを胸にBianchiの整備に精をだす。
昨年の春にリアディレーラーを105からULTEGRAに交換したタイミングでインナーケーブルも交換していますが、最近はインデックスの決まりが非常に悪い。
毎回、ケーブルアジャスターをクルクルと回して調整しているのだが、もはやアウターケーブルの劣化が原因だろうと薄々と気付いてはいた。
そして、整備の度に懸念しているのがリアのブレーキアウターケーブルの破損。今回、ニッセンケーブルに張り替える決意をしたのもこれが最大の理由。
フレームに引き込むヘッドの部分で必ず折れてしまうのだが、気が付くと切り詰めて直しているうちに、とうとう長さが足りなくなってしまった。
ここを、ニッセンケーブルのしなやかさで何とかクリアーしたい。
そして、ヘッドパーツは昨年の暮れに分解しているので今回は様子見といった感じで、グリスをデュラからシリコンに変えているので劣化とサビの進行具合を確認。
つい最近バラしたばかりのクランクも今回はBBまで外して裏側まで確認しておく事に、相変わらず回転は重いがBBに乗っている感じは抜群なので良しとしましょう。
でっ、ちょっと驚いたのがBianchi純正のチタンボルトが破損していた!ボトルゲージ取り付け用に付属していたネジなのだが、チタンでも割れるんだなと。
しかも、ボトルゲージで?
では最後に、一番ヤバい話をしましょう。
これは、今まで公言してこなかった事なのだが、実は中華製カーボンハンドルをコスパの良さから使っておりました。
Amazonでかなりのお手頃価格で売られていたヤツです。
今回の点検ではステムクランプの下側で亀裂が発生していました、ギャー😱
こうなるとトドメを刺してみたくなり、体重を掛けてへし折ってやろうと頑張ってみたのだが、全く折れそうな気配はしないので直ちに危ないと言う訳では無さそう...
だが、平坦でもがくとハンドルからギシギシと異音がするのだな〜
そう、これだけ亀裂が入って潰れてしまうとクランプ圧の低下によりハンドルが動いてしまう方が問題かもしれません。
この手のカーボンハンドル使っている方に一言。
ご使用には十分注意してください。
自己責任ですからね...