中華製カーボンハンドルに重大な欠陥を見つけてしまったので、新たなるハンドルバーを物色してみるが、これと言って欲しいと思う物が見つからなかった。
仮に見つかったとしても、納期に時間が掛りそうだし...
結局、ビアンキに純正で搭載されていたreparto corseへ戻す事に。
実はreparto corseのハンドル幅C-Cで380mmはエアロポジションで効果があるのではと考えていたところなので丁度良いタイミングだったのかもしれない。
たった2cmだが、その違いを確かめたくて。
重量は二倍近くになってしまうけど平地主義となった今ではね...
そして、各パーツ可能な限り分解をして清掃も怠る事無く。普段は手の届かない所まで綺麗にするのって非常に気持ちが良い。
一通り組み付けが完了したところで、今回はレックマウントを搭載してケーブルラインを決める事にします。
これまで、ケーブルに干渉してしまい折角のレックマウントも上下ひっくり返えして搭載していました。
サイコンがステムよりも高い位置になってしまい見た目がいまいち。
何よりもパンクした時、サイコンを外し忘れて残念な事になってしまいそうな。
意外と、レックマウントあるあるなのではと...
そして遂に登場、今回初投入となるニッセンケーブル!ちょっと期待を膨らませてケーブルラインを考えてみる。
がっ、いざカットとなると噂以上に難しい。
動画を参考にサンダーを使ってスパっと切るのだが、そのスパッとが意外と出来ない...
切り口が暴れてグチョグチョになってしまうので、切り口をサンダーで整えていると熱で皮膜が溶けてしまう。
そして、当然ながら内膜も溶けるのでインナーが通らなくなってしまうのだ。
これを回避する為にケーブルを固定する治具を作った。
と言っても、木片に穴を開けてケーブルを通すだけだが、これでサンダーの刃を木片に擦り付ける様にして一気に切り落とす事が出来る。
そこから、軽く切り口を整形してインナーが通る様にピンバイスで開通すればOK牧場。
工具や自信の無い方はショップにお願いした方が無難な作業ですね。
無事にケーブルの取り回しも終わり三本ローラーに乗って動作確認してみる、軽く10kmほど走ってみたが今のところ不具合は無いみたい。
でっ、肝心のニッセンケーブルの感触はと言うと。
あくまでも個人の感想ですが...
引きの軽さとか操作のタッチ感とか今までとは何ら変わらない様な。
確かに、メカ的なガチャつきは消えました。
やっぱしSTIレバーが105だと、こんなものなのか...
と言う事で、最後にバーテープを巻いてオーバーホール作業は完了となります、今回もお気に入りのスパカズで〆る事に。
もうね、ビアンキオーナーしか絶対に選ばない柄ですが、故にお手頃価格で売られていたのでついつい手を出してしまいました。(^^;
最近は空前の自転車ブームのおかげか、パーツの値段がいちいちお高くて。
それにしても、バーテープを巻く作業って一番緊張するのは自分だけでしょうか?