先日のサイクルボールかすいち、実は途中で落車しそうになり肝を冷やしていました。
それは、スタートして二時間くらい経った頃、凝り固まってきた筋肉をほぐそうと立ち漕ぎをした瞬間、クリートがペダルから外れてしまったのだ!
バランスを崩し思わずハンドルを引いてしまったので、あわやジャックナイフ寸前。
慌ててハンドルを戻し、外れたクリートを地面に叩きつける様に踏ん張って事なきを得ましたが、クリートはアスファルトに削られてトドメを刺されてしまった様だ。
それ以降、ペダルキャッチが上手く出来なくなってしまいリスタートの度にイライラする事となる...
そもそも、換えのクリートをとっくの昔に用意しておきながら何故に換えてこなかったんだと言う話ですが。
昭和生まれの悪い癖と言いますか、もはや病気の様なもので「勿体ない症候群」とでも言うのでしょうか?
こんなつまらん事であわや大惨事、とっとと交換しましょう。
シマノさんによると色の付いたプラスチックが交換の目安で、これが摩耗してしまうとクリートの交換時期らしい。
まだ、微かに残っているから大丈夫などと思っていたら大間違い。
機能的には既に終わってます。
クリート交換最大の難所は取り付け位置のズレ、白いペイントマーカーでガッツリとマーキングしてしまうのが手っ取り早くて間違いない最良の手法ですね。
でっ、ここで注目して欲しいのがマーカーのライン。
ソールに対して非常にセンターよりな位置となっているところ。
通常、この位置にシマノ製クリートを固定するとシューズがクランクと擦れてしまう場合があるので少し母子球よりに固定する事になるのだが。
自分は、+4mmのペダル軸を使いクリートをソールのセンターよりに固定しています。
折角のカーボンソール、その特性を活かしながら膝への負担を軽減するのが目的ですね。
これも「かすいち」にまつわる話なのだが、二年前に息子と走った時は調子こいて無理した挙句、鵞足炎になってしまったのだ。
夏休みの思い出にと走りに行った「かすいち」で、日常生活にも影響が出るほどの痛みを抱える事になるとは。
まぁ、体育会系の初心者にはよくある話だと思いますが...
あれから、膝の痛みには敏感になってしまい、クリートの位置を煮詰めた結果がこの仕様です。
カッチカチのカーボンソールにシマノ製の青色クリートが良く似合うスペシャライズドのビンディングシューズ、ボディージオメトリーと相まってフィット感は抜群に良い。
そう言えば、クリートを黄色から青色に換える時って随分と抵抗感があったけど、実際に換えてみたら何の違和感も無かったりして。
むしろ、遊びが少ないので逆に外し易い気がします。
黄色いクリートを使って問題無ければ、青色のクリートはお勧めかと。
何と言っても、脱初心者っぽくてカッチョ良い気がするのは自分だけでしょうか...