前回、軽いテスト走行でかなりの好感を得たエントリーグレードのビンディングシューズを本格的なライドで試してみたく蕎麦ランチがてら日光・鹿沼方面へと走ってきました。
自宅からド平坦の続く市街地では少し違和感を感じていましたが、ストラバのセグメントが始まる郊外になると脚も回って良い感じに。
宇都宮市から鹿沼市へと入り軽いアップダウンが始まるとトルク感が何時もより増していてペダリングが楽しい。
日光市へと入る頃には脚も馴染んでパフォーマンスは絶好調の様で。
エントリーグレードのシューズでもデュラペダルになると良い仕事するもんだとつくづく感心しました。
実は、二年前にもULTEGRAのペダルで同じ様な事を試した経験があります。
当時も今と同じ様にウィンターシューズからレギュラーシューズに履き替えたのをキッカケに違和感を感じクリート位置を見直す為に。
ところが、結局のところ新しいシューズは買わずにそのまま脚に合わないシューズを履き続けてしまい二年の月日が...
この時の思いを振り返ってみると単に踏み応えのインパクトが薄かったから、が大きな理由なのかもしれません。
確かに、クリート位置を後退させるとトルク感が増している気はしますが、シューズを買い替えてまで手に入れたいのかと言われるとそこまでの強い印象が無かった。
曖昧ながらもカーボンソールを履いてしまうとそれ以上の力強さを感じてしまうのでついついと保守的な考えになってしまうのだ。
現にS-PHYREに履き替えた今でもクリート位置は爪先よりにしてしまうジレンマがある。
踵よりにして走り出しても帰宅すると元に戻してしまうのですよ...
やはり、これまでの経験からして爪先よりの方が何となく脚が回る様な気がして。
しかし、今回のSH-RP300を使ったライドはSTRAVAのセグメントタイムやGARMINの評価を観ても明らかにパフォーマンスの向上が見受けられます。
幾度となく走っている馴染みのコースなのに何時もの自分とは違うなと実感する場面も。
それくらい確信的な違いを感じて躊躇する理由が見つかりません。
二年前とは違い念願のS-PHYREも所持している事だし。
ここで払拭せねば何時するのだろう...
そんな訳で帰宅後直ぐにSH-RP300のクリート位置をS-PHYREにコピーすべく作業に取り掛かりました。
今回は穴の位置も最後部へと移動してボルトを固定。
感覚を無視してボルトの位置だけを頼りにしばらく走ってみます。
それと今回SH-RP300を履いて走り出したのにはもう一つ大きな理由があって。
目的のお蕎麦屋さん、鹿沼市久我にある馴染みの「なゆた庵」さんは駐輪場が砂利敷きなのでS-PHYREだと無理があるなと思ったから。
実は前回矢板市で立ち寄った「熊さんの村」も未舗装路で軽く傷になっていました。
やはり、この手のライドにS-PHYREは向いていません。
こんなところでSH-RP300が再活躍するとは思ってもみませんでしたw