ホイールを履き替えたものの乗り出すチャンスに恵まれず、路面の乾いたタイミングで無理やりですが、シェイクダウンに出掛けてきました。
時間も押していたので、近場の平坦を軽く流すつもりで走りだしたのに、あまりにも軽快で気が付けば何時もの宇都宮市森林公園へw
もうね、一通り確認しないと気が済まないといった感じでしょうか。
そこで今回は、初めてのカーボンディープリムホイールPrime Black Edition 50のファースト・インプレッションを書き残しておきたいと思います。
漕ぎ出し
自分の比較対象はフルクラムのレーシング・ゼロとなりますがアルミ・クリンチャー最高峰とまで言われたホイールと比べても何の遜色も感じられません。
むしろ、レーゼロよりも軽く感じていたと言っても過言ではない。
まぁ、プラッシーボ効果と言った言葉がある様に、初めてのカーボンディープリムでちょっとばかしはしゃいでいる感は否めませんが...
それでも、信号待ちからのスタートダッシュで試してみると43km/hまでスーッと加速してしまうので満更でもないかと。
やはり、100gでも軽い方が正義と言ったところでしょうか。
平地巡航
これは凄い、ケイデンス80〜90rpmで踏んでいる時の感覚はもはや脚を回しているだけで踏んではいないのと一緒、ホイールが良く回ってくれます。
当然、自分が目標とするTTにも挑んできましたが、驚きの結果に。
実は、ゴール前の交差点で車が渋滞していたのでTTは諦めて脚を止めてしまったのですが、結果は目標の一秒差まで詰めていたとは!
公道なので安全が最優先、何時でもチャレンジ出来るので良しとしましょう。
そして、その推進力よりも素晴らしいと感じたのが乗り心地の良さ!
ホイールでこれほどまでに変わるとは思ってもみなかった。
ヒルクライム
カーボンディープリムに履き替えて一番気になるのが登坂能力の問題。
五十路のヘタレオッサンが、そもそも大した事は無いレベルで、パフォーマンスが悪化するのだけは勘弁して欲しいなと念じておりましたが。
結果は大満足の「現状維持」でホット胸を撫で下ろしています。
正直、同じBlack Editionでも50mmのディープリムか、38mmの超軽量リムにするか最後まで悩んでいたので、後悔する様な結果で無かったのは嬉しいところ。
では、レーゼロと比べるとどんな感じかと言うと、軽いとか重いとかのレベルではなく脚の掛かりが良いと言ったのが無難な表現でしょうか。
濡れた路面でダンシングをしてもしっかりと路面を捉えている感じは、まるでトラクションコントロールを装備した自動車の様です。
一般的にレーゼロが硬いと言われている由縁は、こう言った路面になると滑り出しが早くペダリングに意外と気を使ったりして。
スキルの無いオッサンとしては、かなり相性が良いのではと感じた次第です。
ダウンヒル
下りに入るとまず注意したのがブレーキング、狙ったラインとかコーナリングなど考える余地も無くとにかくリムにストレスを掛けない事を第一に降りてきました。
制動力はアルミホイールと全く変わらない効き具合なので、十分に止まります。
がっ、付属してきたカーボンリム専用のブレーキシューが目視で分かる程あっという間に減ってしまった!
ブレーキレバーを握る度、戦闘機がフラップを下げて着陸する時の様な甲高い音はテンション上って非常に気持ち良いのですが。
装着しているブレーキシューはあと何日持つのか不安になる...
ネットで検索をしてみるとカーボンリム用のブレーキシューにも価格と性能でかなりのバリエーションがあるみたいで。
自分は、迷わずコスパ重視で安定のSHIMANO純正品をポチッておきました。
ここで、こそっとした一言
シマノ純正のブレーキシューはワン・ペア(2個入り)で購入するよりもツー・ペア(4個入り)で購入する方が断然お徳だった。
アルミ用もツー・ペアで在庫しているので、もしかしてと思い探してみたらやっぱし存在していました。しかも、カーボン用はお徳感マシマシですね。
まとめ
カーボンディープリムってベテラン御用達しのアイテムに感じますが、決してそんな事はないと確信しました。
一般的には高額になるので、初心者にはそんなイメージなのかもしれませんが。
Prime Black Edition 50なら最強のコスパでその醍醐味を手に入れられます。
【wiggle】Prime カーボンホイールセットがお買い徳
経験から言うと、完成車からのアップグレードでも全然アリな選択なのでは。
今後は、ブレーキシューを含め細かな問題点も幾つか確認したので順を追って記事にしたいと思います。
では、また。