ホイールを標準装備のRacing 800 DBに戻してみたところ思っていた以上に調子良く峠を上ってくれたので、もう一つ懐かしいアイテムを使ってみたくなった。
フルクラムにビットリアときたら、やっぱしラテックチューブは外せないだろう。
カーボンディープリムにしてからと言うものバルブの延長が面倒なのを理由に使うのを止めてしまったのだがミドルハイトのディスクブレーキ仕様となれば使わない手はない。
しかも、最新のCORSA N.EXTを履いているのだから尚更試したくなる。
ネジ切りの無いスマートな黒色のバルブが懐かしい、45mmのバルブ長はビットリアのロゴマークが僅かに見える程度となり収まりが良い。
とここで、純正の鉄下駄にラテックスチューブを使う場合一つ注意点が。
ラテックスチューブはしなやかな動きがウリなのだが、しなやかだからこそリムバンドの継ぎ手でスローパンクするから、特に安物のリムバンドはヤバい...
ここはケチらずに、軽量化も兼ねてリムテープへ張り替えをしておく事に。
フルクラムのRacing 800 DBは2WAY-FITなのでリムテープにしてしまえばチューブレスレディーへのアップデートがいつでも可能になるから一石二鳥。
CORSA PROを試す日も近いのではないか...
なんて思惑を胸に走り出してみたのだが、もうねペダルを漕いだ瞬間から脚に伝わる加速感がメチャクチャ楽しいの何のって。
チューブ換えただけなのに、こんなにも変わる物なのか?
タイヤが地面を蹴る力が増したと言うか、確実にトルク感が増していて良く進む。
しかも、上り坂でもその感覚が変わらないから凄い!
ロードバイクを趣味にして丸5年になるけど、坂がこんなにも楽しいとは知らなんだ。
ここ数日で脚力が増したなんて事は決してありえないのでこれは間違いなくラテックスチューブの恩恵だろうと確信した次第。
ピナレロに乗り換えて初めて結果を出す事が出来たので、まずは一安心。
とまぁ、ラテックチューブについて良い事ばかり言っている様だが、5年前のレーゼロ&コルサを履いていた頃には全く感じられなかったてのが事実。
恐らく、この組み合わせが今の自分に一番マッチしたのだろう。
ぶちゃけ、ロードバイクの組み合わせはそれこそ無限にあり自分に合ったベストな組み合わせを見つけ出すのはとても難しい。
誰かがこれ良いよと言っていても、それが自分に合うのかは全く分からないからね。
2kg弱の鉄下駄ホイールが今のところ一番良いなんて事もある。
何にしても試してみるしかないのだ。