まさか、リムブレーキ仕様のビアンキにカーボンディープリムを購入してしまうとは...
雨が降った日にはブレーキが効かず、風が吹いたらハンドル取られるし、デメリットを考えたら時期尚早だろうと思っていたのだが。
最近のカーボンリムは雨でもブレーキが効くらしく、何よりもワイドリム化と言うトレンドが気になるところ。
ここ数年でカーボンディープリムも随分と進化してきたみたいだし。
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それにしても、このお値段でレーゼロより軽いとは驚く!
ここで、こそっとした一言
PrimeのBlackEdition50には標準タイプと軽量タイプの二種類があり、今回購入したのは軽量タイプの方でカタログ値1438g。
もちろん、チューブレスにも対応しているので、チューブレスレディーで運用すれば片輪で80〜90gも軽量化してしまう事になる。
実測すると、リアが814gとフロントが617gで1,431gとカタログ値通りで素晴しい。
もうね、手にした瞬間にその軽さが実感できると言っても過言では無い。
そして、分厚いリムにも驚かされる。
インストレーション
専用ブレーキシュー
もちろん、カーボンホイール専用のブレーキシューが付属してくるのだが、これのインストールで苦労する羽目になるとは。
SHIMANO製の船にはちょいとキツい様で人力では最後まで押し込む事が出来ない。
温めたり、シリコンを塗ってみたりと色々と検討はしてみたもの、結局はプラスチックハンマーを使い叩いて押し込むしかなかった。
抜く時は更に難儀しそうな感じなのだが...
バルブエクステンダー
今回は、レーシング・ゼロと完全比較したいのでタイヤ及びチューブはソックリと移植してその感触を確かめる事に。
そこで必要となるのがバルブエクステンダー、長さ40mmの物が同封されています。
バルブ長の選択肢が無いラテックスチューブには有難い事で。
しかし、このままではエアー漏れが酷くシールテープを使った気密処理は必要不可欠。
ちなみに、Vittoriaのラテックスチューブはバルブ長が48mmでエクステンダーとのジョイント部分がリムと面一となっています。
つまり、40mmも飛び出している訳で、速攻で20mmの物をポチりました。
クリアランス問題
自分が乗っているBianchi Intensoは2018年モデル、確か28Cのタイヤに対応していたと記憶して大丈夫だろうと高を括っていたのだが。
実際のところ、ワイドリムに25CのVittoria CORSAを装着してみたら28.5mmにまで膨れていたのでちょっと焦ってしまった。
フロントフォークやシートステーは余裕なのだが、チェーンステーがギリギリ。
感想
レーシング・ゼロから、まさかのカーボンディープリムになった訳ですが、その変貌ぶりには我ながら驚きます。
まるで、彫りの深い技巧的なロレックスから、のっぺりとした姿に先端技術が詰め込まれているApple Watchになった様な感じかな。
50mmと言うリムハイトよりもワイドリムのボリュームがトレンドの昨今、今更ながらカーボンディープリムを購入する理由としては十分アリなのではと思う。