恐らくだがサイクリストの多くは54-40Tなんてバカデカいチェーンリングにしてしまうとヒルクライム大丈夫なのかと疑問に思うところではないでしょうか。
これはあくまでもの自分の経験談ですが、実のところULTEGRAの52-36Tよりもペダリングが軽快で非常に良く走れているのが現実です。
多分、12速専用設計のホイールWH-R9270とカセットスプロケットCS-R9200の組み合わせによる効果が大きと思う。
マイクロスプラインのフリーボディーにダイレクトエンゲージメントのフリー構造、さらにはスプロケのロー側に使われているチタン歯の組み合わせが絶妙なのでは。
そこにきてFC-R9200の高剛性がそれら全てを無駄なく駆動している感がハンパない!
正直、クランクセットの剛性感なんてどれも同じだろうとつい最近まで自分も思っていた訳でFC-R9200を踏む様になってからクランクセットにも硬い柔らかいがあるのだと感じる様になってきた次第。
実際にシティーサイクルでさえクランクセットに差があるの驚きますから。
通勤に使っている20インチの折り畳み自転車のクランクセットを53Tから52Tに戻してみたところ急にペダルが硬くなった気がしたのでクランクセットを確認したらチェーンリングの製造工程に大きな違いを発見。
ノーブランド品のショボさを思い知りましたw
高剛性のクランクセットにはヒルクライムに限らずペダリングをするのに必要な脚センサーを育てる要素があり、それを踏む価値は十分にあるかと思います。
結局、ULTEGRAのクランクセットFC-R8100に54-40Tの設定が無いのは剛性面からして無理があるからなのかもしれませんね。
まぁ、自分の場合は無理してDURA-ACEのクランクセットにアプデして良かったけど。
54-40Tは若いとか剛脚だからとか関係なく案外と踏める物ですよ。
それでは、また (^^;