ろまんちっく村のMTBコースをMKSのGAMMAで走った際に、やたらと木の根っこにペダルが引っ掛かってしまいちょっと不快に感じていました。
まぁ、通勤で使っていた時も油断すると路面に引っ掛けていたのだが...
縦長のデザインはとても踏みやすく気に入っていたのに、それがリスクになってしまうなんて思いもよらずクロスカントリーには全く向いていなかったみたい。
スポーツ走行するのにはそれなりのペダルを用意しないと駄目なんだと思い知る。
てな訳で、今回購入したのは王道中の王道、先日発売されたばかりクランクブラザーズのスタンプ1GEN2をチョイス。
踏み面が刷新され自分好みになっているのではと勝手に期待していますw
スピンドルが強化されベアリング&シールドもアップグレードしたとなれば試してみる価値があるのではと。
購入したのはブラックのスモールサイズ、カタログでは321gとそこそこの軽さ。
でっ、手にした瞬間!?
何だこのペダル、回転が超絶渋いのだが...
クランクブラザーズのペダルは初物なのでこれがスタンダードなのか知らんけど、ぶちゃけ手でスピンドル持ってペダルを回すのが困難なくらい回転が渋いんだけど?
正直なところ、MKSとかクルンクルン回るペダルからしてみれば信じられない...
そこで、まずは分解して構造を確かめてみる事に。
パーツの構成はいたって単純で誰にでも簡単にメンテナンスが出来る様だが、ペダル奥の軸受ベアリングはガッツリと打ち込まれている様なので取り外すのは難しいだろう。
しかしながら、回転はかなりスムーズなので渋さの原因はやはりクランク側の軸受構造によるものだと考えられる。
ここがボールベアリングではなく、プラベアリングなのが痛いな。
最も、クランクブラザーズのスタンプ1は回転と言うよりも高耐久に振られたペダルなので回転を求める事自体がナンセンスなのかもしれないけど。
構造を見てその意味を理解したところでクランクに装着してみる。
と、ペダルに脚を乗せた瞬間から感じる吸い付く感がハンパない!これまで使ってきたどのペダルよりもフィットしていて踏み応えも素晴らしいの一言。
回転の渋さもペダリングでは案外と気にならないから不思議だ。
このヌルッとした感覚はシマノのボトムブラケットにとても良く似ている気がした。
ちょっと走り込んで変化が無いようだったら対策を講じてみるつもりだが、恐らくは馴染んだところでベストな状態なのではと考えられる。
クランクブラザーズが粗悪品みたいなペダルを世に出したりはしないだろうからな...