久しぶりに海外の通販サイトであるWiggleを覗いてみたら新型のカーボンリムホイール、Primaveraが登場していてビックシ!
これまでにPrimeのPrimaveraと言えば軽量なカーボン製パーツのシリーズ名でした。
自分もハンドルはPrmaveraのX-Light380mm、176gを愛用しています。
そんなPrimaveraの名を受け継いだホイールの登場だなんてちょっと期待してしまいます。
そこで今回は同じカーボンホイールのBlackEditionからどんな進化を遂げたのか探ってみる事にしましょう。
新型のリアハブ
まずは一番の大きな進化としてあげられるのが新型となったリアハブのラチェット構造ではないでしょうか。
昨今の流行りであるスターラチェット36Tを採用したのが最も大きな特徴ですね、これにより脚の掛かりの良さと爆音を実現した様です。
って、オプションで54Tのラチェットも用意されているなんて!
ブレーキのタイプによって違うリムのプロファイル
Wiggleのカタログ上でPrimaveraを観察しているとリムブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様ではリムのプロファイルが全く違う事に気付きました。
ブレーキの種類によって性格の違うホイールになっているという事でしょうか?
- リムブレーキ仕様は内幅20.3mmの外幅27.5mm
- ディスクブレーキ仕様は内幅22mmの外幅30mm
因みにBlackEditionは内幅19.3mmの外幅27.5mmなのでPrimaveraのリムブレーキ仕様と比べるとフック部分が0.5mm厚くなっている事に。
外幅は一緒なので新エトルト28Cでほぼ面一になるのではと想像します。
そして、噂レベルの話なのですがリムブレーキ仕様はBlackEditionと同等の軽さなのに対してディスクブレーキ用になると1600g台になっているらしい。
カタログで公表していないのが嫌らしいところですが...
RRもひっそりとアプデしてRDが追加になる
Primeのカーボンリムホイールと言えばJベントスポークを採用するRRシリーズの存在も忘れてはいけないところ。
そして、そんなRRにもスターラチェットを搭載したSR2ハブと新型リムのプロファイルがひっそりと採用されていました。
でっRRのディスクブレーキ仕様は廃盤となり新たにRDとして登場した模様。
ここでお勧めなのがRR-50リムブレーキは¥49,000-と破格になっていたりします!
まとめ
BlackEditionとPrimaveraを見比べてみると時代の流れが良く分かる気がします、スターラチェットにワイドリム化はそれこそ今のトレンドそのもの。
そしてリムブレーキとディスクブレーキの棲み分けは正しい判断かと。
ディスクブレーキ仕様に関して言えば、その使い道が多様化し選択肢が分かれるところで敢えてBlackEditionを残しておくのがPrimeらしい。
現状だとロードバイクならBlackEdition、グラベルやシクロクロスならPrimaveraがお勧めと言ったところだろでしょうか。