自転車好きのこそっとした話な

ロードバイクからシティーサイクルまで全力で楽しむ

PIRELLI P ZERO ROADとVittoria CORSA N.EXT

PIRELLI P ZERO ROAD 28CをPINARELLO PRINCE FXに装着

PRELLIのタイヤ、P ZERO ROAD 28Cが納品されてから10日が過ぎようやっと初乗りに漕ぎ出す事が出来た。

 

と言うのも、6月末に仕事が一段落したタイミングでギックリ腰になっていたから。

 

しかも、今回のは結構酷くとても自転車どころではなかった...

 

それでも今週末には何とか社会復帰したので腰の調子を見ながら軽く走ってみる事に、折角なのでDURA-ACE C50にP ZERO ROAD 28Cを履かせピナレロで走り出す。

 

でっ、ハッキリと言ってしまうがこのタイヤ、思っていた通り素晴らしいの一言。

 

腰の壊れたポンコツ親父でも、その効果が良く分かる。

 

と言うよりも、腰が壊れていながらにしてこの走りは逆に感動せざるを得ない。

 

タイヤを装着する段階で感じていたのだが、モッチリとしたコンパウンドの触感はパナレーサーのアジリストにそっくりで転がりとグリップの良さが窺い知れていた。

 

しかも、匂いが全く同じなのが笑ってしまうw

 

そして、ケーシングの折れ具合がビットリアのコルサG+(グラフェンの初期型)と全く同じでこれまたビックシ!

 

対パンク性能に優れロングライフを実現した堅牢なイメージが蘇っていた。

 

Vittoria CORSA N.EXTの真実、以外と短命であった

正直、CORSA N.EXT 26Cは3.000kmほどの走行で写真の様な傷が多発してしまい早々にして終了感が否めなくなっている。

 

確かに、こんなでもパンクする気配は無く堅牢感は十分あるのだが、流石にね。

 

そんな訳で今回は急遽PRELLIのP ZERO ROAD 28Cを購入したのだが、WH-R9270-C50に履いてみると予想通りほぼ30Cとなり理想的な関係性に期待が膨らんでいた。

 

恐らくだがこのタイヤ、ビアンキに履いても同じ事が言えるだろう。

 

な〜んて、過大な先入観満載のP ZERO ROAD 28Cで実際に走り出してみると全く期待を裏切らない、巡航にせよ上りにせよ満足のいく結果で今後が楽しみ。

 

と、ここで気付いてしまったのがVittoria CORSA N.EXTの劣等感。

 

これまでコスパ最強と思っていたVittoriaのCORSA N.EXTは値段的に見るとPIRELLIのP ZERO ROADとほぼ同程度になる。

 

ところが、実際の走りはPIRELLI P7 SPORTと同程度と考えを改めてしまう。

 

やはり120TPIと言うケーシングは嘘をつかない、それは同じ28Cに同じチューブを使い同じ空気圧で走り比べてみると一目瞭然だった。

 

特に、剛性感の高いピナレロの様なバイクになると尚更なのかも。

 

ここ一ヶ月でタイヤを2セット購入して乗り比べてみた結果、CORSA N.EXTの60TPIは間違いなくコンフォートな部類で決してレーシーな部類では無いと実感しました。

 

そして、タイヤのしなやかさがどれほど重要なのか理解する事に。

 

ピレリ的に言えばP ZERO ROADはあくまでもトレーニング用のタイヤでセカンドグレードになるらしいが、個人的にはこれで十分にレーシーだと思いますね。

 

これから暫く、ピレリ一択になる予感しかしません。

 

ピナレロを昨年の秋に購入して色々と新しい体験をしている最中、ピレリのタイヤに出会えた事が一番大きいと思う今日この頃でした。

 

それでは、また (^^;