当日は、どんよりとした雲に覆われた宇都宮でした。
特に日光方面はどう見てもサイクリングどころじゃ無い様な...
そんな中、天気予報を信じ車に自転車を積み込んで高速道路を走っていた。
ところが、日光宇都宮有料道路も終点を迎える頃には晴れ間が広がり、日光いろは坂を上るとそこはもはや別世界、天空の避暑地がいつもの様に待っていてくれる。
この夏、三度目となる奥日光サイクリングに嫁さんを誘って大正解。
快晴とまでは言えないが、十分な日差しにカラッとした空気がとても心地よい。
中禅寺湖展望台を後にして戦場ヶ原手前にある赤沼駐車場(無料)へと向い、まずは一番の目的地である千手ヶ浜を目指して夏休み夫婦サイクリングの始まりだ。
国道120号線から千手ヶ浜までは一般車両侵入禁止となる特別区間。
ゲート脇をすり抜けて侵入するとそこはまるでサイクリングロードそのもの。
森林浴を楽しみながら下り基調なライドで、あっという間に湖畔へと到着してしまう。
千手が浜に着くと真正面に位置する華厳の滝がまるで雲門の如く、下界から押し寄せてくる雲を押さえていて幻想的な中禅寺湖が目に飛び込んできた。
そして、日本一高い天然湖の砂浜にちょっと驚いた嫁さん。
本来ならここでお弁当でも広げてのんびりと過ごすのが良いだろう。
湖畔で休憩しながらの会話で、そう言ったサイクリングの楽しみ方を教えてもらった...
さて、千手ヶ浜からの帰路は結構な上り返しが続く。
正直、サイクリング初心者にとっては厳しい道のりとなる。
ここで無理せず付き合うのが我が家の夫婦サイクリングのルール。
無事に国道120号線まで戻れたところで嫁さんに脚の具合を確かめるともうちょっとだけ頑張れそうだと。
雲の多い空模様をよそ目に、高徳牧場へと向かってみた。
木陰の続く山王林道を走り高徳牧場の看板が目に入ると左折してレストハウスへ到着。
お目当てのソフトクリームがとても濃厚で美味しい、ぶちゃけロードバイクで何度も素通りしていているのにレストハウスに寄るのは今回が初めて。
今では名前だけの高徳牧場だが、スイーツを楽しみに訪れるのも悪くは無いな。
と目的を達成したところで本日のサイクリンは終了。
それにしても、奥日光のサイクリングはE-バイクの姿が多い事。
皆さんレンタルの様ですが、ラフな格好で楽しそうに走っている姿が印象的でした。
嫁さんも年に数回しか乗らない自転車でアップダウンの続く道は流石にキツかったみたいで翌日はお決まりの筋肉痛になっていました。
今後のサイクリング、何かが変わりそうな予感を残して...