先日は、久しぶりにつくばりんりんロードを走ってきました。9:00に道の駅ましこをスタートして岩瀬駅からの上り路線。だがしかし、いきなりの凍結路面にビックシ!
ここのところ朝晩の冷え込みが厳しくなっています、日陰は霜で覆われている部分も多々あるので要注意ですね。
ところが、カーブを抜け雲一つ無い青空の下を一直線に進むと何か雰囲気が変わった?
そう、車止が新しくなっていてとても走り易くなっている!
真壁までの道のりでしたが、確認した全ての車止が新しくなっていて自転車優先度が更にアップ。流石は茨城県、本気度の違いを感じます。
でっ、今回のライド目的はと言うと。
最近、何かと噂を耳にする笠間の石切山脈をメインに茨城のグルメスポットを楽しみながら、ちょっとだけ頑張ってみるスタイルでラインを引いてみたのだが。
最初のグルメスポット、つくばプリンのふじ屋さん定休日とは...
そんな訳で初っ端から砕けてしまい、最初の補給も摂らずにいきなり県道7号線を上り始めてしまったのが運の尽き、きのこ山を超えたあたりでまんまとガス欠に。
慌てて補給食補口にするも、時既に遅しといった感じでしょうか。
ヘロヘロになりながら稜線を走り唯一癒されたのが、時より広がる絶景だった。
モヤが雲海の様に広がりまるで水平線に浮かんでいる様な富士山の姿、さらには浅間山から日光連山、右を見返すと霞ヶ浦まで神秘的な一望に出会えた奇跡の瞬間です。
もうね、これだけで今日のライドは十分だね、みたいな。
感動を後にして加波山も後半になると日陰が連続したところに浸水した路面が多々出現します、サイクリングで楽しめるのはウィンド・パワーまででしょうか。
慎重に進み無事下界へと生還すると、緊張の系が切れたのかお腹がペコペコ。
笠間の街で一番最初に目に付いたお店へ飛び込む事に。
そば処 のざわさん、駐車場が既に一杯で入店出来るか不安でしたが、店内は座敷が広がりかなりのテーブル数があります。
実は、外食でカツ丼なんて自分にとって四年ぶりのご馳走で、お腹の手術をしてからと言うものずっと食事制限していたので、こんな些細な事が快挙でもあったりして。
同行していた丸さんは暖かいとろろ蕎麦を、ちょっと太目の田舎風味な蕎麦を見て、これ食べたかったなと少しだけ後悔してしまった。
でっ、心も体も暖まり座敷から立ち上がった瞬間に嫌な予感が...
ハイ、ベテランの方ならお分かりでしょう。
見事に足が攣りましたwww
それでなくても、ウィンターシューズは履くだけで攣りそうな思いしているのに、このままでは店を出る事すら出来ないのではと。
サイクリストの皆さん、小上がりには気を付けましょう。
意を決してズボズボっとシューズを履き、何事も無かったかの様にお会計済ませて店を出ましたが、油断したら一瞬で攣ってしまいそうなヤバい雰囲気が。
とりあえず、石切山脈は目と鼻の先なので踏まない様にペダルを回します。
でっ、本日の最大目的地に着いたのですが、ここから先は有料区間らしく入場に¥300-ほど払うらしい。そして、噂に聞くモンブランはその先にあると...
¥2,100-のモンブランとは一体どんなお味がするのやら?
しかし、入口にはモンブラン完売しましたの張り紙が、既に完敗でしたw
ぶちゃけ、加波山の稜線から絶景を楽しんできたところで、この景色に投げ銭するのも気が引けてしまい、新品のクリートも痛みそうなのでとっとと後にしました。
この後、脚が攣りそうなのを我慢して県道1号線で茂木町まで。
ここで、県道1号線を走るならちょっと道を外れても絶対に外せない和菓子屋さんへと向かいます、栃木県だと言わずと知れたあの名店へ。
こちらも残念ながらあの銘菓は既に売り切れでしたが、折角なので「ごまどら」をいただいてみました。
胡麻の風味が効いたあんこが疲れた体に溶け込んできます、やっぱし名店って言うのは何を食べても美味しいものですね。
ここで補給したおかげか、随分と脚も回復したみたい。
パスするつもりだった益子の峠道も難なく超えて道の駅ましこへ無事帰還です。
今回は久しぶりに脚が売り切れてしまったライドでしたが、売り切れてからの方が逆に良いペダリングが出来ていたみたいで自分でも不思議な感じのする絶妙なライドでした。
サイクリングも場数を踏めば少しは進歩すると言った事でしょうか。
それでは、また✋