那須と言えば、仕事でもレジャーでも呆れるほど通った記憶があるのに、よくよく考えてみれば意外にも那須岳には一度も足を踏み入れた事が無かったりして。
でっ、この際なので自転車で上ってみては、などと考えてしまった。
早速、RIDE WITH GPSでルートを引いてみると、道の駅きつれがわを起点に峠の茶屋を目標にするとギリで完走出来そうなルートが出来上がる。
大田原市から那須塩原市にかけては、観光スポットや補給ポイントがふんだにあり、サイクリングするにはかなり都合の良い地域なのではと新ためて感心します。
那須ブラーゼンがここを拠点にしているのも納得がいきますね。
と言う事で今回は、絶好の秋晴れを味方に峠の茶屋を目指すライドに行ってきました。
那須高原スカイライン
県道30号線から県道369号線、通称板室街道を左折して温泉街を過ぎると県道266号線、通称那須高原スカイラインが始まります。
思わず脚を止めてしまう様なスポットが点在していて、かなり魅力的な街道ですね。
那須湯本側から数人のサイクリストさんが下りてきましたが、皆さん気持ちよく挨拶を交わしていただき景色もマナーもとても気持ちの良いコースの様でした。
恋人の聖地
那須街道まで進み一軒茶屋の交差点を左折するとメインの那須高原線へと分岐して行くのだが、那須湯本の坂からして激坂感がハンパ無くサイクリストの姿も激減する。
途中、つつじ吊り橋にも足を延ばしたいところだが、もはやそんな余裕など無い...
何とか踏ん張って那須高原展望台、恋人の聖地へと辿り着いた。
がっ、ここからの360度パノラマは一見の価値が!
峠の茶屋
展望台から残り半分約5km、渋滞の車列が連なる狭い道をギリギリの脚で漕ぎ続け、最終目標となる峠の茶屋駐車場まで上ってこれた。
目の前に広がる壮大な那須岳に感動もひとしお、これまでの疲れが吹き飛んでしまう。
そして、気が付けば小腹が空いて...
ウィンドブレーカーを羽織り、復路への準備をしてランチに向かいます。
伊王野の水車舘
峠からは那須大島線を下り国道294号線へと向かう、途中にある道の駅東山道伊王野の水車館は記憶に新しいところだが、今回は記念撮影だけでスルーする事に。
ランチ、黒田原の定食屋さんでひっそりと済ませておきました...
この後は下り基調に追い風が吹いて一気に南下して終了。
総合評価
今回のルート、壮大な景色が広がり素晴らしいコースは間違い無いのだが、那須高原線から那須大島線に掛けての一部で道路の状態がかなり酷かったのが残念です。
これを踏まえると星四つと言ったところでしょうか。
★★★★☆