連日、強い日差しがそそぎこまれている関東地方ですが、来週はいよいよ梅雨入りになるのではと。
そこで、梅雨入り前にガッツリと走っておこうかと思い、自分の中では最強の自走ルート「前日光ハイランドロッジ」にチャレンジ!
宇都宮から鹿沼市へ向かい古峰原街道を大芦川を眺めながら上り、古峯神社から更に県道58号線【草久足尾線】を突き進む悶絶覚悟の超ヘビー級な山岳コース。
古峯神社 一の鳥居へ到着、昨年は嫁さんと紅葉ライドで訪れていました。芦の郷公園からでも結構上っていて、初心者にしては頑張っていたのだなと今更ながら思う。
そして、鳥居から5kmほど上ると古峯神社に到着。一般的にはここでソフトクリームを食べて折り返すのがメジャーな楽しみ方だろう。
今回は、軽く補給をしてから粕尾峠へと向かう草久足尾線へ突入する。
草久足尾線は県内のヒルクライムスポットとしては抜群に雰囲気が良いところなのだが、その雰囲気を味わっている余裕が無い程キツイのが正直なところ。
高原に設置されている通称「苦行の鐘」で一休み。
ここで引き返そうか一瞬悩むが、こんな天気に恵まれた一日は滅多に無いと。
そして、苦行の鐘から更なる苦行をこなすと辿り着ける横根高原への入り口、この時すでに脚はパンパンでかなりヤバイ状態となっていた。
前回はここで心が折れてしまい前日光ハイランドロッジ行を諦めた記憶がある。
だがしかし、本日は天気も良く高原牧場を見渡すには絶好の期会。
食事もあるので、今回は何としてでも行くと心に決める。
非日常的な景色が広がる世界、夢中になってペダルを漕ぐが、それはまるで天国へと向かう階段を上っているかの様だ...
でっ、前日光ハイランドロッジに辿り着きクリートを外して大地に脚を着いた瞬間!
左脚の内ももがピキピキと激しく攣ってしまった orz...
悶絶死亡...
お地蔵さんと化したオッサンの姿は悲しすぎるほど空しいかな。
その後、ロッジで食事をとりながら凝り固まった筋肉をほぐして何とか帰路に立つ事が出来たが、一歩間違えれば帰宅困難者となっていたかもしれないと恐怖する。
ところが、一時間にも及ぶダウンヒルを終え平坦区間になるとスプリントが出来るくらい回復していたりして自分でも驚いた!
やはり、熱中症対策が甘かったのかもしれない。
高原で涼しいからと言って、ヒルクライムしている時間に対して流した汗の量を考えると完全にミネラル不足だった様な。
心拍数も150bpmに抑えて安定していたのでつい油断してしまった。
それが証拠に翌日になっても筋肉痛や疲労感など無い。
って、まさかの明後日に出たりして...
皆さまも、これからの季節、くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
では、また✋