朝晩の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょう。
そんな中、自分は先日下見をしておいた足尾方面へ気合を入れて紅葉ライドに。
と言うのも、今回は峠三連チャン!しかも、初見あり。
そんな訳で今回は日光いろは坂に負けず劣らず、宇都宮市からロードバイクで楽しめる栃木県日光市の峠道三選を紅葉ライドしながらご紹介したいと思います。
滝ヶ原峠
ジャパン・カップ・サイクルロードレースでお馴染み宇都宮市田野町交差点から西へと進み国道121号線は日光例幣使街道を跨ぐと県道149号線へと入る。
この辺りは程よい勾配が続く周回コースとなっており平日でもサイクリストの姿が絶えない良きトレーニングコースとなっています。
そんな中でも小来川(おころがわ)にある黒川神社は重要な分岐点となっており休憩所としても人気なところ。
滝ヶ原峠はそんな黒川神社から日光市清滝へと抜ける裏道となっている県道277号線だ。
交通量もそこそこあるので路面もしっかりと安定しているのだが、時より道幅の狭い区間があるので車とのすれ違いには気を使う部分も。
峠のスペックとして全体で見れば距離11kmの平均勾配4%とかなり緩い峠道の様に思えますが、後半の3〜4kmは10%超えが連続する激坂区間なので要注意。
初心者の方には峠道の登竜門と言ったところでしょうか。
正直、紅葉を楽しんでいる余裕など無いかも...
細尾峠
日光清滝から足尾方面へと向い細尾町交差点を右折すると旧国道122号線へと入っていきます。自分もこの峠道は初めてなのでちょっと興奮気味w
旧道となり放置されているのではと懸念していたのですが、路面状態もすこぶる良く道幅も広くとても走りやすい。
何より、怪しい気な落石など溢れていないので安心して走行が可能です。
スペックとしては距離5.8kmで平均勾配6%とそこそこの様に思いますが、実際に走ってみるとかなり緩くてリズムが良い。
ただし、永遠と続くつづら折れに耐えられるか否か!
曲がっても曲がっても曲がっても、見上げるとガードレール...
そんな細尾峠ですが夏のトレーニング場に向いているのではないかと、北斜面の上り大半が杉山となっており木陰続きなところは清涼感があって良いと思うのですが。
まぁ、逆に言うと紅葉狩りにはあまり向いていないのではと思いきや!
峠の切り通しを過ぎ足尾側へ下り出すと景色が一変。
見渡す限りに紅葉した絶景パノラマが目に飛び込んできてテンション爆上げですw
そして、新道へ合流すると紅葉した絶景の中を超高速ダウンヒル。
まさに自転車天国!
粕尾峠
足尾町からは県道15号線で鹿沼市粟野方面へと走り抜けます。車で何度も走った事がある峠道ですが自転車で走るのは今回が初めて。
車窓からだと見えない渓谷の景色などに感動しながら序盤は進みます。
本格的な上りになると細尾峠同様につづら折れが続きますが、こちらは紅葉した日光連山の絶景パノラマが楽しめるので全く苦になりません。
スペック的にも距離8.6kmに平均勾配5.2%は細尾峠とほぼ同じ感覚でしょうか。
車で走った記憶では道幅も狭く勾配もキツかったイメージですが、実際に自転車で走ってみると道幅もそこそこに広くとてもリズムの良い峠道でした。
まぁ、下は粕尾のダウンヒル地獄が待っているのですが...
最後に
そうそう、ランチは前回の下見で立ち寄った足尾町の「ないとう食堂」さんで噂に名高いタンメンをいただいてきました。
ぶちゃけ、これはマジで美味い!
もうね、スープを口にした瞬間からその旨さに驚きます。
野菜の旨味がしっかりとしていているところに細身の麺が絡んで至極の一杯!!
これは、地元の方の大半が注文する訳だよ。
盛りも良く食べきれるか心配でしたが、いざ食べ始めるとあっという間に完食。
今回のコースでは丁度中間地点となり補給所としても絶好のタイミングとなりました。
きっと来年は、タンメンライドとして周回する事になるでしょう。
楽しみがまた一つ増えました (^^;
それでは、また✋