自転車はタイヤ次第で重くなったり軽くなったりする物だと学習した今日この頃。
物理的な重さばかりに気を取られがちですが、重要なのは目に見えない抵抗。
そして、コンポーネンツにも同じ様な事が言えるのではないでしょうか。
先日の一件で散々と弄られたCANYONのクロスバイク、現在の様子はと言うと。
ロードバイクから取り外された5800系105のドライブトレインが移植されている。
しかも、シフターは9SのSORAのままで...
SHIMANOさん的には絶対NGな組み合わせなのだろうが、こちらも検証の為に色々と試行錯誤をした結果、この様な姿になってしまった。
でも、すこぶる調子が良くて元には戻れません。
ロードで馴れきってしまったギアレシオとシフトの爽快感。
もはや、クロスバイクとは思えない程の充実感を味わってしまったのである。
では、どんな裏技を使ったのか一応レシピを記載すると。
- カセットスプロケを11Sに換装。
- RD-5800のエンドポイントを調整してハイ側ロー側共に一枚づつインデックスをオミットして可動範囲を9枚にしてしまう。
- クランクセットをRS-510に換装して11S用のチェーンで動作確認。
尚、FDはR3000でも動作に支障がない様なので今回は残したまま。
しかし、これだけ調子の良い組み合わせを9Sで放置するのは宝の持ち腐れかと。
やはり本格的に11S化を検討してしまうのであった。
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これで、SORAのコンポーネンツを払拭出来る。
インデックスのイージゲーターが無い方が大人らしくて好きだ。
さらには、今回の作業ついでに各ハーネスの取り回しを再検討してみる事に。
納車の頃からずっと気になっていたごちょっとしたハーネスライン、ハンドルの高さも決まっているのでサクッと切り詰める事にします。
とは言っても、油圧ディスクブレーキのメンテナンスは今回が初めて。
昨年の暮れにリアブレーキレバーを初期不良で交換しているので触れるのが怖いところですが、これも勉強のためだと思いあえて挑戦してみました。
まぁ、思ったほど難しい作業ではない様ですが。
初めてのブリーディング、この作業の難しさは何と言っても油との戦いでしょう。
とにかく手を汚さない様に作業を進めないと自転車が油塗れになってしまいます。
特に、ブレーキローターに触れてしまうと厄介な事になるので注意が必要ですね。
オイル漏れやエアーの噛みを確認して無事にブリーディング作業完了。
念の為、一日二日は放置して様子を見てみます。
とりあえずは話が長くなりそうなので今回はここまで。
続きの作業は後編で綴る事にしましょう。