最近、すこぶる調子が良いCANYOMのクロスバイクなのだが、調子が良いからこそ一つ気になる点が浮き彫りとなってしまい頭を悩ませていた。
チェーンリングからの異音
これまで、走ればいいじゃんみたいな感じでず〜っと我慢していたFC-RS510なのだが、アウター側でペダルを強く踏み込むとガーガーと鳴き出す異音が気になって仕方がない。
如何やら一定のパワー値を超えて右ペダルを踏み込むとチェーンリングが歪んで、チェーンのリンクプレートとギア歯が擦れて鳴く現象の様だ。
初めはFDとチェーンが擦れて鳴いているのかと思っていたのだが、ニュートラルなインデックスでも同じ様に鳴くのでチェーンとチェーンリングの関係性で間違いないだろう。
また、同じ様な症状は元々付いていたFC-R3000でも確認している。
もっとも鳴き出すパワー値が断然低かったのでグレードの問題だとばかり思っていたのだが、如何やらそうではないらしい。
クランクアームの違い
初めてのロードバイク選びはブランドにカラーと悩みどころ満載で、メカ好き男子としてはコンポーネンツもその一つかと思う。
自分もコンポーネンツは105と最初から決めて選んでいたのだが、Bianchi Intenso 105が実は105もどきだったと知ったのは購入して暫くしてからの事。
STIレバーやディレーラーなどには105とプリントされているのにクランクアームには105の文字が無い?
でっ、よくよく調べてみると実はFC-RS510と言う11速専用の劣化版であると知る。
しかしながら、このFC-RS510が機能的に駄目なのかと言うとそんな事はない。
逆に、初心者にとってかなり都合の良いクランクセットで105の操作感はそのままにハイコストパフォーマンスを実現する唯一無二の存在は、お手頃な完成車には多いパターンだ。
そもそも、初心者がハイパワーでアウターを踏んだりしないから...
念願のFC-R7000
そんな訳で今回は長年憧れ続けていたFC-R7000を遂にポチってしまった、クランクアームにプリントされた105の文字が超カッチョ良い!
品不足が続く昨今、Amazonの販売価格が安値に転じていたのも購入の動機なのだが。
ただし、箱に例のQRコードが無いので、随分と前に生産された在庫処分品の様です。
それにしても、実際に手にしてみるとその質感は超絶素晴らしい、レフトアームを計測してみると199gとR8000-ULTEGRAとわずか1gしか差が無い、間違いなく本物だろう。
また、アウターチェーンリングは一体整形されていて、鉄板にプラスチックのカバーを付けた下位グレードとは全くの別物である事が分かる。
ぶちゃけ、パッと見は同じ様なデザインでも剛性の高さは別次元だと納得の品質105。
換装した感想
早速だが近所のグラベルを軽く流してみたところ全く問題無し、異音も解消され思いっきり踏み込んでみてもカチッとしている、流石はホローテックと言ったところだろうか!
正直、ロードバイクのFC-R8000と比べてしまうと若干引けを取るのかと思いきや、実際にはこれで十分だと新ためて感心してしまった。
マットブラックの車体に105の黒が良く似合っていて見た目的にも申し分が無い。