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Prime Black Edition 50のスポークテンションを確認したら!

長年に渡りPrimeのBlack Edition 50を愛用してきたのだが、同じ50mmハイトのカーボンディープリムでもDURA-ACEのC50と履き比べてしまうとその性能差に驚くばかり。

 

何故、同じ50mmハイトなのにこんなにも違いがあるのだろうか?

 

その理由を考えてみた時に真っ先に思いついたのが、もしかしてスポークテンションに秘密があるのではと。

 

元々、PrimeのBlack Edition 50はスポークテンションが緩いと言った意見があり必要に応じて締め直さないと使い物にならないとの書き込みを目にした記憶がある。

 

確かに、今手で触れてみるとフニャフニャ感が否めない。

 

これはもうね、スポークテンションを自らの手で確認するしかないだろう。

 

そんな訳で早速スポークテンションメーターを購入、無数にある類似品の中から自分が選んだのはPWT社製の物をチョイス。

 

ぶちゃけ、この手の工具はお高いのからお安いのまでピンキリで選ぶのが難しい。

 

まぁ、懐に余裕があるのならパークツールなどグローバルスタンダードな工具メーカーを選べば間違いないのだが...

 

今回、PWTを選んだ理由としてはお手頃な価格で高品質なところが気に入りました。

 

と言うのも、スポークテンションメーターに興味を持つと当然の流れで振れ取り台やセンターゲージなどホイールメンテナンスに必要な工具が欲しくなるってのが人情でしょう。

 

PWTならこれだけ揃えても3.5諭吉と、とってもリーズナブルで助かりました。

 

と、工具も揃ったところでいよいよとPrime Black Edition 50ホイールのスポークテンションを確認してみたところ、これが、か・な・り・ヤバい!

 

何がヤバいって、リアホイールのノンドライブ側のテンションがほぼ無いに等しい...

 

テンションメーターの数字で言うと3とか4とか5とかの一桁台。

 

これってもはやスポークが付いているだけでその役割は果たしていないと言う事になると素人ながらにも察しがつくレベルだ。

 

正直、今回の案を思いつきスポークテンションを5〜10%増し位に絞め直しすれば万事上手く解決するのではと安易に考えていたのがまさか...

 

やつぱし、工具を一通り揃えておいたのは正解の様だ。

 

でっ、結果から先に言ってしまうとノンドライブ側を平均で15まで絞め上げドライブ側を平均で40にして何とか落ち着きました。

 

 

一度、ノンドライブ側を20まで締め上げてみたのだが、ドライブ側のテンションが45となってしまいスポークがチンチンに。

 

しかも、センターがノンドライブ側に2mm強も寄ってしまい話にならない。

 

こんな状態で走り出してしまうとスポーク折れや最悪カーボンホイールの割れなどの可能性が高いなと思い諦めました。

 

ノンドライブ側が平均で15ってのは気休め程度ですが、暫くはこれで様子見します。

 

それにしても、こんな状態で走っていたなんてぞっとしますね!

 

知っていたら乗り出せないから (^^;