ロードバイク歴7年目にして初めてDURA-ACEのクランクセットを投入してみたのだがその軽やかさには驚くばかりで物理的な重さを超えた特別な世界はまさに異次元の様。
そんな中、ふと頭に思い浮かんだのが54-40Tのチェーンリングで手持ちのアルミホイールを回してみると如何なものかと?
スペアを選ぶにしても果たして対応可能なのか興味が湧いてきた。
Prime Barouder Disc
てな訳で、まずはPrimeのBarouder Discから試してみる。
先日までクロスバイクでテストしていたBarouder Discのハブ軸をQRかスルーアクスルへとチェンジしてピナレロに装着、漕ぎ出しはかなり軽くて期待が持てる。
と、かなり勢いづいて走り出してみたものの、試走全体では期待していた程の効果は全く得られず逆にホイールの荒が目立つばかりで非常に残念な結果だった...
ただ、このクラスのホイールでも脚の掛かりは良く上りに関しては案外と強かったりして。
WH-R9270-C50&PRELLI PZERO ROADと比較してもほぼ重量的に差が無いのがかなり効いているのではないでしょうか。
やはり、上りでは「軽さが正義」なのは間違いない。
FULCRUM Racing 800DB
では、続いてピナレロ完成車に付きてきたFULCRUMのRacing 800DBを試してみる。
自分を含め多くの方が気になると思うのが完成車の状態からクランクセットを54-40Tにアップグレードしたらどんな変化をもたらすのかってところではないでしょうか。
納車から半年ほど何の不満も無く履いていたホイールなのでこれなら...
な〜んて思いも虚しく、こちらもPrime同様に悪いところばかりが目立ってしまいペダルを漕いでいて全く楽しくない。
まぁ、トレーニングとして使うなら十分にアリなのかもしれないがw
頑張ってスピードにさえ乗せてしまえば何とか維持出来るだけまだマシなのだが、スペアにするにはちょっとツラい気がした。
総評
54-40Tのノーマルクランクで手持ちのアルミホイールは流石に無理があると痛感しました、やはり最低でもカーボンリムは必須の様でWH-R9270の凄さを思い知る事に。
しかし、今回の件で一つだけ驚いた点があったのでここに記載しておく事にします。
それは両者ともダンシングした時の脚の掛かり具合が抜群に良かった点。
まさに、これがFC-R9200の真髄なのかもしれませんね。
シッティングで楽したいのならホイールを選べ、ダンシングで楽したいのならクランクセットを選べ、何方も楽したいのなら何方も選ぶしかない、とでも言っておきましょう。