
今から丁度二年前、プロ選手が黄色のクリートを使っているのを真似して自分も青色から黄色へとフロート角の大きクリートに換えていたのが懐かしい。
当時はヌルヌルとした感覚の靴底に慣れるのが大変で、乗る度に気持ちが悪いと呟いていたのを思い出します。
あれから二年が過ぎ、最近になり黄色いクリートを使う本当の理由が分かった気がする。
と言うのも、ここ数年は二台所有するロードバイクの何方にもSHIMANO製のパワーメーターを装備しそれぞれにフラットペダルでとビンディングペダルを装着していました。
そうしてフォースベクトルやパワーカーブを見続けた結果、フラットペダルでもビンディングペダルでもパワーカーブは勿論、ペダリング効率ですら何も変わらない事を知る。
自分の場合はフラットペダルでもビンディングペダルでもパフォーマンスに差は無いとデータにより証明されたのです。
それよりもむしろ驚くべき事はフラットペダルの方が長距離を走った時の疲労感が明らかに少ないと感じていた点でしょうか。
最も、エンデュランスとレーシングバイクとの差があるので断言はできませんが...
そんな感覚を抱きながら、二年ぶりに青色のクリートを試してみと!
インドアサイクリングですこぶる調子の良いビンディングシューズにあえて青色のクリートを付けてみたら何か発見できるのではと思い試してみました。
もしかしたらパワー値の向上なんて淡い期待をしてみたりして。
ところが、実際に走り出してみると兎にも角にもペダルを漕ぐ筋肉が特定の部位に限定されている感が非常に強く全くペースが全く上がりません。
たまらずに少しサドル高を少しいじってみたところ何とか漕げる様に。
自分は割と器用な方でサドルの座る位置により脚全体の筋肉を満遍なく使えるタイプらしくIntervalsの分析でもオールラウンダーと評価されているのですが、そんな自分の持ち味が全く使えずにいてとてももどかしい気がしました。

序盤のど平坦ですらそんな感じだったので上りになったらもうツラいだけ、結局のところ何時もなら2Lapするコースを1Lapで終え速攻でクリートを元に戻したのは言うまでもありません。
そうして、激しい筋肉痛と戦う羽目になる...
この結果からしてプロ選手が黄色いクリートを選ぶ理由について考察してみると。
脚全体の筋肉をバランス良く使いよりサスティナブルな走りを実現する為にフロート角の大きい黄色いクリートを選んでいるのではないでしょうか。
初心者の頃に黄色から青色のクリートに換えて踏める様になったと感じていたのは特定の筋肉でペダルを漕いでいたからにすぎないのではと今なら思う。
そう、ここに問題があるのでは?
まだまだ発展途上なペダリングスキルの途中で黄色から青色のクリートにしてしまうと限定されたペダリングのままになってしまうのではと危惧してなりません。
特に中高年でロードバイクを始められる方は要注意。
自分は三本ローラーの頃から室内トレはフラットペダルオンリーにしていたのが功を奏していたのか、バランスの良いペダリングスキルを身に付けていたみたい。
黄色が初心者なんてのはただの思い込みにすぎませんね。
むしろ、上級者だからこそ黄色を選んでいるのではないでしょうか。
