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憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!【前編】

憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!【前編】

自転車乗りならば一度は走りたいと思う「しまなみ海道」、瀬戸内の島々を結ぶ橋を自転車で渡る絶景サイクリングは誰しもが憧れるまさにサイクリストの聖地。

 

そんな、「しまなみ海道」を走る日が遂にやってきた!

 

宇都宮から車で移動する事18時間、中山道から山陽道を経由して西瀬戸自動車道へ入る。

 

朝焼けの中、海上に架かる橋を渡る姿はまさにサンライズ・ハイウェイ。

 

思わず山本達彦のあの名曲を口ずさんでしまう


そんなハイテンションの中で降り立ったのが神の島と呼ばれている「大三島」、今回はここを拠点に「しまなみ海道」を二日間に分けて堪能する事にした。

 

憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!道の駅多田羅しまなみ公園

道の駅 多田羅しまなみ公園はICを降りて直ぐの場所にあり早朝の駐車場には既に数台が停車していて車中泊の拠点としては申し分なさそう。

 

そんな公園の第二駐車場こ車を停めてサイクリングの準備。

 

一日目はここから尾道側へと走る。

 

憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!生口島からの多田羅大橋

大三島から多田羅大橋を渡り生口島へ、そして生口橋を渡り因島、因島大橋を渡り向島へ、向島からの渡船はせず折り返してくる予定でスタート。

 

基本的に海岸線を時計回りで走り出来るだけ島をぐるっと一周する方向性でいた。

 

ただ、今回は天気があまり良ろしくはないので決して無理はしない。

 

憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!向島からみた因島大橋

それにしても噂に聞いていた通り橋へのアプローチが意外と長く、ちょっとしたヒルクライム感が脚に良い刺激を与えてくれるので強度は自ずと高めになる。

 

心拍数をちゃんと管理しておかないと地味に効くだろう。

 

それから、しまなみ海道についてのコース案内みたいなのは既に多くの方々が語っておられるのでこのブログでは割愛させてもらおう。

 

ぶちゃけ、走り出したら気持ち良くて、それどころではないからw

 

憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!【前編】生口島のレモン

結局、一日目は95kmを4時間で走り無事に終了、途中でパラっと雨に降られるもこの暑さなので逆に涼しくて助かった。

 

正直、因島大橋以外はほぼ日陰が無いので猛暑日になると相当キツイのではと思う。

 

海岸沿いの潮風もジメッと蒸し暑く全く滝汗が止まらない...

 

ただ一つ良かった点と言えば!

 

タイヤがやたらと転がるのでメッチャ気持ち良い。

 

50mmハイトのカーボンリムがハマったのか、セイル効果が抜群に効いていた。

 

もうね、向かい風とか横風とか関係なく全身で風よウェルカムみたいな感じになってしまい、ついついと脚を回し過ぎていたのは間違いありません。

 

ライド後の楽しみ

さて、汗だくになり大三島に帰ってきたところで温泉施設へと車で移動、大三島に拠点を置いたのはこれがお目当てでライド後に風呂にも入れないなんてありえませんからね。

 

 

それにしても、ここの塩湯とやらは皮膚の炎症に効果的らしく湯船に浸かった瞬間、まさかオケツに染みるとは思ってもみませんでした。

 

サドルに触れていた部分がヒリヒリとして痛い!

 

これまでに感じた事の無い痛みに耐えながら少し乗り方が変わってきたと実感が湧く。

 

憧れていたサイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る!大三島に昇る満月

さて、サッパリとしたところで一寝入りしてしまい目が覚めると目の前に真っ赤なお月様が昇っています、散歩をしながら海風に吹かれるのは何年振りだろうか。

 

大腸ガンを宣告され、車中泊の旅はもう無理と諦めていたのにまさかのしまなみ海道。

 

本来、あるべき自分の姿にようやっと戻ってこれた事に感謝します。

 

そして、しまなみ海道に来れたのも自転車のお陰かと。