軽さは正義だなんて世間一般的に言われておりますがバーチャルライドにおいては全くの皆無、風の影響も無くただただ純粋にパワー値のみが正義。
そんなバーチャルライドにおいてパワーをインプットする為のバイクグレードと言うか基本的な性能はどれくらい影響を及ぼすのだろう。
そんな疑問を抱えた事はありませんか。
てな訳で今回は、スマートローラーににクロスバイクをセットしてみました。

ThinkRiderのX2Maxは135mmのエンド幅にも対応しているので庶民的なクロスバイクでもバーチャルライドを楽しむ事が出来るので良い、これぞまさに in door cycling!
でっ、早速フリーラードをしてみたところ。
あれっ、めっちゃペダルが重い...
ピナレロからビアンキにチェンジした時は全く気にならなかったのに、ロードバイクからクロスバクにチェンジしたら如実に感じます。
ド・平坦基調のコースを16kmほどサイクリングしてみたのだけれど脚がパンパンに...
やっぱし、機材によってこんなにも違いがあるものだと勝手に解釈して諦めてみたのだが、時間が経つにつれ何かちょっと違う様な気がしてならない。
筋肉の疲労具合からして、もしかしたらサドルのポジションが合っていないのかも...
一応、ロードバイクを参考に高さを合わせているのでそんなハズは無いだろうと思いつつも確認をしてみる事に。
すると如何だろう、サドルを3mm上げて3mm上げてを繰り返し結局は15mm!
確かに、ロードバイクとクロスバイクではサドルの形状も違えばペダルも違う、そもそもバイクに跨る姿勢が大きく違うのだからサドルの高さが同じとは限らない。
BB軸からのサドル高なんて全くあてにならないものだ。

てな訳でクロスバイクのサドル高に確信を得たところでJAPANのMt Torri Climbにアタックしてみたらフィーリングとしてはかなり良い感じに仕上がってきた。
パワー値を見ていてもゾーン5〜6が確実に踏める様になったので間違いないだろう。
満足してゴールゲートをくぐり抜け順位は何と2位!
だがしかし、タイムを良く確認すると自己ベストよりも4分30秒ほど遅いから...
正直、この4分30秒をクロスバイクで詰めるのは無理。
やはり、バーチャルライドにも機材の差はあると言えるのではないでしょうか。
