毎年恒例となっているお盆休みの夫婦サイクリングも今年は猛暑を避ける為にあえて棄権して、徒歩で涼を求める滝の散策ツアーを計画してみました。
個人的にも滝巡りが好きで、暇さえあれば自転車で探索している次第。
そんな中、一度は訪れてみたいと思っていたのが八方ヶ原。
ヒルクライムでは何度も訪れているお馴染みのスポットですが、車で来るのは初めて。
しかも、山の駅たかはらより先は進んだ事の無い未知の世界で塩原側に進むと滝が点在しているとの事でとても楽しみ。
おしらじの滝
まずは、地元でも超有名な「おしらじの滝」へと向かってみたのですが、駐車場から滝までは案外と険しい山道でかなりの高低差があるので要注意!
訪れている方の大半は観光ついでの軽装でかなり苦戦していたみたい。
最低でもシューズだけはしっかりとした物を履きましょう。
でっ、ある程度は覚悟して滝まで下りてみたのですが、嫁さんが帰路の上り返しでバテてしまい暫く車で休む羽目に。
ぶちゃけ、非登山家としてはかなりハードです...
スッカン沢
さて、「おしらじの滝」からさらに塩原方面へ進むと左手に「雄飛駐車場」が見えてくるので迷わずピットイン、そこからスッカン沢に沿う「雄飛の滝線歩道」に下りてみます。
線歩道は整備も行き届いており歩き易く、何よりも木陰が多い良きロケーション。
現在は片道1.4km、高低差約100mの区間のみとなっておりますが、素人には丁度良い距離感かもしれません。
そして、その線歩道から三つの滝が楽しめるとの事で非常に楽しみ。
素連の滝
線歩道を半分ほど歩くと見えてくるのが「素連の滝」、向かいの壁面を簾(すだれ)の様に幾つもの滝が流れ落ちていてそれらをまとめたのが「素簾の滝」と呼ぶらしい。
写真では全く見当違いなところを撮って喜んでいましたw
仁三郎の滝
さらに線歩道を進むと見えてくるのが「仁三郎の滝」、これはかなり豪快でまさに修行僧が滝に打たれているイメージしかない。
側面から正面へかけて木製の遊歩道が整備されてちょっとアトラクション的なところも良かった。
maps.app.goo.gl ※沢に降りるヒントもここにある!
雄飛の滝
線歩道の終点となる「スッカン橋」から眺める「雄飛の滝」が最高の景色だと実感するのは間違いないでしょう。
タイミングが良ければさらに濃い色の滝壺、「スッカンブルー」が見れるらしい。
最後に
いかがだったでしょうか、「おしらじの滝」から「スッカン沢」まで車の移動も含め約3時間ほど楽しめました。
標高も高く気温も低目なので避暑地感はバツグン👍
何よりも木陰続きなのは良い。
ただ、何方のコースも上り返しで脚が削られるのでかなり要注意!
それでも嫁さん曰く、昔々に沖縄県は西表島で体験した事のある「カンピレーの滝」ツアーを思い出してとてもワクワクしたとの事でした。