ロードバイクのタイヤをパナレーサーのAGILESTに履き替えたので、取り外したコンチネンタルGP5000 25CをCANYONのクロスバイクへスライド移植してみました。
もうね、どれだけ軽く速くなるのか楽しみで仕方がなかったんだけど。
実は、走り出した瞬間から何かが違うなって...
一応、レシピを記載しておくと、ホイールはPrimeのRace Disk 19C(既に廃盤品)にチューブはSCHWALBEのExtra Light SV20という組み合わせはロードと同じ仕様。
ホイールがアルミかカーボンかの違いくらいで、重量比もほぼ同じです。
空気圧もロードバイクに揃えてフロント6.0bar、リア6.2bar。
でっ、漕ぎ出しからして失速感がハンパなく、ケイデンスが全く上がらない?
リズムが悪いと言うか、脚が合わないと言うか...
久しぶりに感じる、ノーパンクタイヤの様なダルさですw
そして何より、路面からの突き上げが酷く身体はもとより自転車が壊れてしまいそうなので脚を止めてはプシュプシュっと適当に減圧しながら進みます。
家を出た時の予定では近所の運動公園を軽く流し、さぞかし満足気な記事を書くつもりだったのに、不満だらけのまま気が付けば宇都宮市森林公園まで走っていました。
何せ、ここまで来るのに何回減圧した事か。
恐らく、指で押した感じだと5.0bar前後まで落としているはず。
それでもまだペダリングに納得出来ず、この際だから古賀志山で徹底的に確認したろと。
もはや、空気圧のブラインドテストかよって話ですが、走り慣れた古賀志林道から裏古賀志までを使って納得できるところまで空気圧下げてみました。
でっ、気になる結果がこちらです。
帰宅してからエアーゲージで測ってみるとフロント4.0bar、リア4.2barとコンチネンタルのグランプリ5000 25Cとはとても思えない数字にビックシ!
正直、ここまで下げてしまうと平坦でかなりモッサリとしてしまうのでは、と思いますが全く逆ですこぶる調子良く快適でした。
何せ今比べている相手がPanaracerのAGILEST 28Cになるので、感覚としては間違っていないと自信が持てます。
また、データ的に見ても裏古賀志でPRゲットしていたので間違いないかと。
いかがだったでしょうか、クロスバイクでも高級タイヤ履けば単純に速くなると思っていましたが、自転車の素性が変わると全くの別物となってしまい驚きの結果でした。
そして、この状況で大切だと感じた事は、何が正しいのか見極められるスキルだと。
自分も今でこそってな感じではありますが、知らなきゃガシガシ踏んで速くなったよと胡散臭い記事を書いていたかもしれません。
皆さんもタイヤの空気圧、もう一度見直してスキルアップしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また✋