Ride with GPSで裏道を使ったルートを引き直したところ、自宅からおおよそ75分程で栃木県鹿沼市立粟野総合運動公園に到着してしまうとは、ちょっと驚きです！
えっこんなに近かったのって感じで、このまま粕尾峠超えて一気に足尾まで走ってしまおうかなんて無謀な誘惑が頭を過ったりして...
だが、ここは当初の目的通り栃木県道32号線を左折して上永野地区を目指す事に。
見上げる様な坂をコツコツと上りトンネルを抜けると上永野へと到着する、フィッシングリゾート上永野さんは相変わらず人気の様で、沢山の人達が釣り糸を垂れていました。
そして、上永野と言えば道向かいのたろっぺ茶屋さんが老舗のお蕎麦屋さんとして超有名ですね、地元で蕎麦好きな方なら一度は訪れた事があるのではと思います。
自分も32号線のトンネルが抜ける前に林道与州加沢線で来た記憶が...
もはや二十年以上も昔の事なのでうる覚えですがね。
そこから里山をさらに進むと、本日のメインイベント「百川渓谷」にある「百川三段の滝」とやらを自転車で訪れると言った企画の始まりでございます。
いや〜、マジでここから先は車で行った事も無く、噂によれば狭くてかなり砂利ジャリした林道なのだとか。
最後的には行き止まりらしく、交通量もほぼ皆無と言った感じでしょうか。
標識を過ぎるとちょっとした公園がありそれなりに設備が整っているのは嬉しいところ、女性同伴でも安心して来れるのでポイント高いですね。
林道をさらに進むと里山感が一層濃くなってきました、夏の避暑地としても楽しめそうな雰囲気で期待が高まります。
途中、小な滝が幾つもあり沢の音色が心地よい響きを奏でていました、森林浴としても十分に価値のある林道ではないでしょうか。
でっ、目的の「百川三段の滝」へ到着するのだが、その迫力は薄くオマケ程度の展望台があったのでこれかと気付きました。
そして、怪しげな洞窟をくぐりさらに進軍して行き止まりとなる駐車場まで上ってみると意外な程の開放感が待っていてビックし！
ここまで、基本杉山なので紅葉は余り楽しめませんが、渓谷の雰囲気としては◎と言った林道でしょうか。
道自体は基本舗装路で部分的に痛んでグラベル化していましたが、ロードバイクでも十分走行は可能なレベルでした。
勾配も緩くアウターで上れるくらいなのでミニベロで来るのも有りかなと。
でっ、帰り道は勿論ですが、お蕎麦屋さんを物色して帰ります。
今回お邪魔したのは街道沿いにある永野家さん。
ダウンヒルですっかりと身体が冷えてしまったので暖かい山菜そばを、付け合わせの手作りこんにゃくをわさび醤油で食べると冷たい麦酒を欲してしまうのは何故だろうw
お腹も心も暖たまったところで帰路につきますが...
予定では来た道を折り返すつもりだったのが、ちょっと物足りない様なのでサイコンのナビを終了して出流山(いずるさん)へと続く寺坂峠とやらを上ってみる事にしました。
ところが、ぶちゃけこっちが優勝みたいな感じで驚きですよ、峠自体はあっという間に終わってしまいますが絶景感がハンパないって！
また、出流山へ抜けてからのダウンヒルもワクワクが止まりません。
もうね、雪でも降ったのかってくらい真っ白な工場、青空を背景にするとまるで地中海の建物に見えてくるから不思議ですw
ただし、ダンプが通る度に粉塵が舞い上がるのでマスク無しでは走れませんが...
切り崩された山々と石灰工場のプラントは異次元な世界でした。
今回のライドで栃木市から佐野市方面に掛け、まだまだ知らない道が数多く存在しているのだと新ためて気付きました。
この冬、クロスバイクで下見に出かけると言った楽しみが増えましたw
それでは、また✋
