2021年7月23日金曜日、早朝の古賀志山は低い雲に覆われ本日のグループライドを物語る様な雰囲気が漂っていた。
文挾から例幣使街道に入り大谷川グリーンパーク駐車場へと向かう途中の風景。
道中、結構な数のサイクリストさんが走っている。
その姿を車窓から眺めていると、これから始まるライドにワクワクしてしまう。
大谷川グリーンパーク駐車場を予定通り8:00にスタートし日光東照宮まで軽〜く上ったところ神橋前で記念撮影。
何時もの風景も時間帯のせいかちょっと新鮮に見える、川の水も素晴らしく澄んでいて美しいの一言。
向かう先の空に鱗雲が広がっているのが些か心配だが...
日光東照宮から地味にキツい勾配を走り清滝を超え馬返しに、軽く補給をして本日一発目のヒルクライムスポット日光いろは坂に挑む。
それにしても、心ないドラーバーが多く恐怖を感じる瞬間があった。
日光いろは坂を上る際は、追い越してくる車に十分お気を付けてくださいませ。
中禅寺湖湖畔へ到着すると昼頃から雨予報な奥日光は既に怪しげな雲に覆われていた。
余談だが、ここへ来ると、とちぎテレビのRide On!でやっていたスワンボート対決を思い出してしまうのは自分だけだろうか?
先日も古賀志林道で真理さんと出会った際、真っ先に思い出してしまったw
湖畔から竜頭ノ滝などを観光してのんびりとしながら戦場ヶ原に到着、この時点で引き返すか進軍するか判断する事になる。
それにしても、観光客の数がハンパ無い、映えそうな写真撮るにも苦労するな...
とりあえず三本松のレストランで昼飯を食らいながら、頭上の雲行きと雨雲レーダーを覗き込み今後の作戦行動を練る事に。
実は、奥日光サイクルシェアの併設するお店はちょっとしたご縁があり、懐かしさが込み上げてきた。
あれから約三十年、まさかロードバイクに乗ってカレーうどん食べに来るとは...
結局、雨雲レーダーから推測すると川俣側の方が条件は良さげ、つまり予定通り川俣側へ抜けた方が雷雲を避けられそうだと判断する。
でっ、高徳牧場へ向かい林道を上り始めると背中の方から雷の音が響いくるでは!
雷にビビりながら本日二本目のヒルクライムスポット山王林道を上り出した。
治山記念碑で一休みすると尾瀬方面には怪しげな雲が広がっていた、雲の流れからして余り猶予は無いみたい。
また、空気は冷たくレインジャケット羽織って下りに備えました。
ところが、長い坂を下り川俣方面に辿り着いたら別世界かよってくらい快晴で暑い!
積乱雲の合間から時折強い日差しを浴びながら川俣湖を渡り栗山へと向かう景色は本日最高のご褒美の様です。
秋の紅葉も素晴らしいが、生命力溢れる緑の山々にエネルギーを貰った気分。
さっきまでヤバそうだったお腹も復調したみたい。
でっ、毎度お世話になっている栗山ふるさと物産センターに到着、いつもは補水とトイレ休憩だけなのだが、今回は逆回りなのでガッツリと休憩する事に。
店主のおじさんがサイクルラックを進めてくれるのだが、とりあえず日陰が良い。
ソフトクリームなどいただきまして、クールダウンしてリスタート。
もはや絶好調と言ったところでしょうか。
ところが、後半はシャーっと下ってみたいなイメージがあったのだけど、地味にキツいアップダウンの連続で意外と脚にきます。
後半でラクしたいのなら間違いなく反時計回りの方が良いかと。
走行距離110km、獲得標高1,700mと結構なサイクリングとなりました。
今回は上手い事、雨雲をすり抜ける様にライドしてきましたが、この時期としては運が良かっただけかもしれません。
途中、いかにも雨上だろうと思える路面に何度も遭遇しながら、本格的な雨粒に見舞われたのは駐車場手前300mだけだったのも。
とにかく、この時期の山岳ライドは油断できませんね。
ご一緒していただいた皆様、大変お疲れ様でした。
無事に完走できた事に感謝します。
それでは、また✋