今年も残りわずかとなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょう。
自分は先日痛めてしまった腸腰筋回復の為、無理せず日々淡々と過ごしています。
そこで、今回は気になっていたロードバイクのヘッド周りをオーバーホールしてみる事に。
今年はコロナ禍の影響で随分とローラーに励んだせいか、汗による塩害が酷い様で。
ステムのボルトもサビが目立つ様で、下手に回すとナメてしまいそうで恐ろしい。
また、ダストカバーとの隙間に見える白い塊が非常に気になる。
ステムをバラしフロントフォークを抜いてみたところ案の定グリスは流れ落ちてベアリングはかなり痛んでしまった様だ。
既にヘッドチューブと固着してしまい手で外す事が出来ない!
裏側から叩いて抜き取った上ベアリング、幸い研磨すればまだ使えるレベルかと...
フロントフォークにグリスが垂れて凝固していた様なので嫌な予感がしていたのだ。
これってヘッドの組み立てににデュラグリスを使っていた典型でもあるのだが。
そこで、今回はハブのメンテでも使ったセラミックグリスを使ってみる事に。
耐水性もそこそこありそうなのでデュラグリスよりは流れずらいのかもしれないと。
また、回転系のグリスなので夏場の熱でも垂れにくいのではと願う。
ここに柔らかいグリスを使うと拭いても拭いても汚なくて、
結局は流れ落ちてしまうのであった...
個人的にはあまりバラす事は無いヘッド周りですが、やはり年一程度でオーバーホールはしておくべきですね。
雨天走行や水洗い洗車をした事が無い車体でもこんな状況です。
たまにはメンテナンスしてあげましょう。
では、また。