魅力の無い県ナンバーワンとなってしまった栃木県ですが、日光国立公園にはこの時期にしか出会えない風景が広がっています。
今回はそんな中を自転車で走り、フォトポタと洒落込んできました。
一周約100kmで獲得標高が1,800m超えの結構ハードなコース、残念ながら準備も虚しくEdge130が電池切となり走行ログが途切れてますが。
日光東照宮の背後を固める男体山、女峰山を自転車で周回してしまうなんてちょっと驚いてしまいますが、近代化された道路事情ならば十分に可能かと。
昔は砂利の林道と狭くて岩の飛び出た渓谷沿の道で、運転免許証を頂いたばかりの若僧が走るにはかなり危険なルートだったのだが。
あれから35年、まさか自転車で走る事になるとは...
国道121号線と県道248号線の交差点を9:00頃にスータート、これから向かう日光連山には雲一つ無い快晴の空が広がっていた。
相変わらずのヘタレ親父三人衆、スタートから撮影ポイント目白押しで中々進まないが、折角の紅葉ライドなので記録を惜しんではいられない。
順調に川治ダムへ到着、ビアンキカラーの湖面と紅葉のコントラストではついつい脚を止めてしまう、肉眼で見た感動を写真では伝えられないのが残念だ。
続いて到着したのは、栗山ふるさと物産センター前の公衆トイレ。夏に来たのが懐かしい休憩スポット、手入れも行き届いていて毎回心地よく使わせて頂いております。
今回はここから鬼怒川沿をさらに上流へと向かい川俣温泉へ。
そして、自転車では初めて踏み入れる川俣ダム湖へ到着、20回以上は渡った事のある橋の上で自転車の記念撮影をするとは思ってもみなかったな〜
また、この辺から観光客が一気に増え交通量が増してきた感が、部分的に狭い道が残っているので対向車には要注意で。
絶好の景色の中をひたすら上り続けて遂に戦場ヶ原へ抜ける山王峠と秘湯夫婦渕温泉の分岐点となる川俣温泉郷に到着、この時点で既に13時になろうかとしていた。
実は、ここである判断を誤ってしまい後々公開する羽目となる...
秋の山王峠はまるで紅葉トンネルを走っているかの様だった、木漏れ日が幻想的すぎてもはや気分は夢心地、今回に限ってはヒルクライムどころではありません。
正直、脚を止める度にダメージが容赦無く襲ってくるのですがね...
無事に山王峠を超え戦場ヶ原へ下ってきたところ、何度も訪れた事のある景色なのに自転車で来るとまた違った風情が感じられます。
中禅寺湖畔も紅葉は綺麗だったのですが、余りの交通量と空腹で鑑賞に浸っている余裕などありません。
そう、ここまで補給食で繋いでまともな食事をしていなかったのだ!
そして、我々は飯難民となる...
湖畔の食堂はどこも15:00で閉店してしまい道の駅の様な感覚では無い。
食事しながらサイコンに追充電するはずが orz
紅葉ライドには時間を忘れて撮影に勤しんでしまうと言った落とし穴がある。
これは一人でもグループでも同じ事が言えるので、デイキャンプ的なライドにしてみてはと思う今日この頃なのだが。
去年も同じ事を言っていた様な気がする...
でっ、結局のところ16時過ぎて先日お邪魔した市内のラーメン屋さんに駆け込む事に。
クチコミで餃子が美味しいと称賛されていたので頂きましたがマジで美味しかった、個人的にはライスが欲しくなるレベル (^^;
お母さんの手作りの味でしょうか。