ママチャリを塗装して、息子のスペアバイクにしてしまう改造企画「スペアバイクの製作日記」の続きになります。
コッタレス抜きでBB廻りの分解と塗装の下準備
ママチャリ系のクランク分解にはこのコッタレス抜きと言う専用工具がないと始まらない、カップアンドコーンやカセット型などBBの種類は違えど基本スクエアー型が主流である。ロードバイクでも数世代前のクランクは四角い軸だったのでこのコッタレス抜きを使っていたそうです。
自分は近年のロードバイクから自転車いじりを始めたので、この手の専用工具は自転車のお師匠さんにお借りしてきます。しかも、今回は気を使っていただいた様でカニめレンチとフックレンチなども併せて貸していただきました。
この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。
やはり、工具とは重要ファクターでサクサクと作業が進んであっと言う間にBB廻りの分解完了しました。ちなみに、ペダルはドライブ側が正ネジで反対側が逆ネジですが、BBはドライブ側が逆ネジで反対側が正ネジになります。この辺りはロードバイクでもママチャリでも同じ仕様なのでお間違いない様に。
そして、今回は汚れ落とし兼脱脂にコールマンのホワイトガソリンを使用。本当ならばシリコンオフなどを使うところですが用意するのも面倒だし、これだけの量なので有り合わせで済ませてしまおうというセコイ魂胆。
それでも、ホワイトガソリンの汚れ落としは最強で、しつこい汚れからシール跡のベタベタまでササっと落としてくれます。がっ、決してロードバイクには使ってはいけません、ビアンキは燃料用のアルコールですら塗装が溶ろけ落ちる様でウエスがチェレステカラーになってきますから、こんな強力な溶剤を使ったら間違いなく悲しい事になるでしょう。
これで、マスキングもして、いよいよ塗装の工程に進みます。