自転車好きのこそっとした話な

ロードバイクからシティーサイクルまで全力で楽しむ

LEZYNEの携帯ポンプPOCKET DRIVEを購入

先日、人生で初めてロングライド中のパンクを経験しました。

 

しかも、チューブレスレディ化してまだ二月目の事。

 

原因はサイドカットで、あっと言う間にエア圧が下がってしまったのだけれど、リムからビートが外れる事はなく携帯ポンプでエアの充填は可能でした。

 

最も、エアを入れるそばから抜けてしまうのですが...

 

仕方がないので手持ちのラテックスチューブを使いクリンチャー化して対応です。

 

この辺りまでは想定内の出来事で、シーラントまみれになったベトベトの手を手ぬぐいでぬぐいながら作業を進めていました。

 

がっ、ある程度タイヤに張りが出てきた頃から想定外の事態に。

 

携帯ポンプの口金がバルブから外れてしまいエアの充填が上手い事出来ません。

 

指でタイヤをつまんだ感じだと3~4barと言ったところでしょうか。

 

30Cのクロスバイクなら十分なところですが、25Cのロードバイクだともう一声欲しいところ、せめて5~6barは入っていないと不安ですね。

 

そこで、タイヤを抱え口金を左手で押さえながら右手でシコシコ。

 

知らない人が見たら通報されてしまう姿ですよ!

 

しかし、充填しようとすればするほど拒絶されてしまう現実が...

 

あまりムキになってやっているとバルブを折ってしまうのではと思い諦めたその時、同行していた自転車仲間が貸してくれた携帯ポンプがLEZYNEの携帯ポンプだった。

 

フレキシブルなホースの先をバルブにねじ込む仕様が実に使い易い。

 

タイヤにも身体にもストレス無く確実に作業が進む。

 

やっぱ、持つべきものは仲間と道具だなと。

 

帰宅してから早速、LEZYNEの携帯ポンプについてリサーチしてみると結構な種類がある様ですが、全種フレキシブルなホースを使うのが特徴の様ですね。

 

そんな中、自分はコンパクトでハイプレッシャーなのに目を付ける。

 

そう、それが「POKET DRIVE」だった!

 

www.diatechproducts.com

 

全長140mmならレギュラーサイズのツール缶にも収まるし、何よりもプラスチックボディーのオモチャみたいなGIYOの携帯ポンプより軽いと言うのが信じられない!

 

ポケットドライブの公称値は何と79gとなっていますから。

 

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しかも、Wiggleでは何と¥2,800-で売っていたりして!

 

追記、2021.10.16現在は¥3,100-に...

 

 

と言う事で、その他にも色々とポチポチして携帯グッズをアップデートしておく事に。

 

denzo689.hatenablog.jp

 

届くまでには二週間ほど掛かりますが、楽しみですね〜

 

では、また✋

 

チューブレスレディが一瞬でパンクしてしまった本当の理由とは

先日、茨城県大子町で絶賛開催中の「ツール・ド x 大子」を記事にしましたが、一日目に走ったパノラマラインコースの中盤辺りでパンクに見舞われていました。

 

ロングライドのリスクヘッジを考慮してチューブレスレディ化したのに、実際には全く機能しなかったと言う。

 

今回はそんなパンクについて書き残したいと思います。

 

パンクした経緯

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そもそも、2021年10月2日(土)は台風16号が通過した直後でコースとなっている林道区間では所々、路面が濡れていたり木の枝や落ち葉が散乱していました。

 

そんな中、パンクや落車の危険を察知しながらバイクコントロールをする訳ですが、現場となった峠は日当たりも良く路面状態は非常に良い。

 

がっ、道路に横たわるグレーチングの餌食になってしまったのだ!

 

調子こいてダウンヒルを楽しんでいたところ、抜重で失敗してしまうなんて...

 

何時もなら軽く飛び越えてしまう20cmくらいの段差を、タイミングを見誤ってしまったらしく、着地と同時に鈍い音が!

 

やっちまったなと直感しましたよ。

 

がっ、この時頭をよぎったのはタイヤではなくリムの方。

 

ヤバい、カーボンリム割れてたらどうしよう。

 

恐る恐る自転車を止め、真っ先にリムを確認してホッとしました。

 

傷口が見つからないまま

チューブレスレディーなのにシーラントの効果も虚しく、一瞬でエアーが抜けてしまった今回のパンクですが、実はその原因が全く判らなかったのでした。

 

リムが大丈夫ならタイヤだろうと言う事でシーラントまみれのタイヤを手にして確認しても亀裂や異物は発見出来ず。

 

チューブレスなので衝撃でタイヤやリムが歪んだ瞬間にエアー抜けしてしまったのではなどと、お馬鹿な言い訳を考える始末。

 

そんな訳ありませんから...

 

結局、この時点で原因不明のまま予備で持っていたラテックスチューブを使い手動ポンプでゆるりとエアーを入れてみたところ問題無いみたい。

 

てか、チューブレスレディにしてからCO2ボンベ降ろしてしまい持ってないし。

 

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今後のルートを考慮するとガッツリと空気圧を上げておきたいところですが、これでもかと言うほどポンピングして何とか走れるくらいまで。

 

そして、言うまでもありませんが、手はシーラントでベッタベタ。

 

この手の作業を想定すると、やはり大きめのタオルか手ぬぐいは必須ですね。

 

まさかの結末

結局、一日目は無事完走しまい一晩放置して二日目の朝、空気圧を確認してみるとエアー抜けしていない様なのでフロアポンプでガッツリと通常値まで上げてみる事に。

 

ところが!

 

早朝の駐車場、澄んだ空気の中をパーンと乾いた音が響き渡る。

 

まるで、9mm拳銃のトリガーを引いてしまった様に。

 

あっ、ラテックスチューブ爆発してもうた...

 

確認してみるとタイヤサイドにパックリとした傷口が、ここでようやくパンクの原因を理解した次第。

 

だがしかし、普通なら凹むところスタート前に原因がハッキリして逆に気分爽快!

 

何せ、二日目の八溝山コースは長いダウンヒルがある、傷口が判っていれば対処のしようもあるし、無理も出来ないからね。

 

傷口の裏に100均で売っている分厚いパッチを糊付けしてタイヤを補修。

 

そして、チューブを入れて空気圧を上げていくのだが、5barくらいが限界の様で傷口が開いてきそうで恐ろしい。

 

やはり、専用のタイヤブートは用意しておくべきだと思う。

 

 

最終的に空気圧はかなり低めとなりチューブの分重くなってしまった訳だが、楽しく走っているとそんなハンデは微塵も感じる事なく、普通に走れていたから不思議です。

 

結局のところ自転車はメンタル次第なのだなと実感しましたw

 

一連の元となる本当の理由は

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実は、一発目のミスショット的な着地をした時からしてシーラントが適量入っていれば難無くリカバリー出来たのかもしれないのではと今更ながら思うところがあります。

 

組み付けの際に30mlしかシーラントは入れておらず、実際にパンクしてもシーラントが吹き出した形跡が全く無いのでおかしいなと感じていました。

 

後日、健全なフロントタイヤを開けてシーラントを確認してみると、白い液体は全く見あたらず、透明の液体が薄らと湿っている程度。

 

これじゃ、いざパンクしてもシーラントの効果はありません。

 

やはり、700 x 25Cとは言え最初のシーラントは小ボトル一本キッチリと注入して、半年ごとに追加しておくのが間違いない様ですね。

 

軽さに拘り過ぎた自分の判断が本当の理由だったのかも...

 

ツール・ド x 大子に挑戦してオリジナル手ぬぐいを頂いてきた!

ツール・ド x 大子 オリジナル手ぬぐいと坂好きの盃

台風一過となった週末、天気も回復して絶好のサイクリング日和となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしたか、自分達はちょっと前にアナウンスのあった「ツール・ド × 大子」に挑戦すべく、二日連チャンで茨城県大子町へと通っていました。

 

tour-de-nippon.jp

 

昨年は「サイクルボール」でお世話になったツール・ド、今年も楽しませてもらおうかと期待していたのですが、こんなご時世でタイミングが合わず...

 

ところが、10月より茨城県大子町にて「ツール・ド x 大子」が開催されると!

 

大子町は我が栃木県那須烏山市(ちょっとばかし土地を所有しているので...)からしてみれば隣町なのでと〜っても馴染み深いところ。

 

denzo689.hatenablog.jp

 

そんな奥久慈のまだ見ぬ景色を堪能すべく、今回の「ツール・ド x 大子」はとても魅力的なコースの様で、告知されてからと言うもの胸踊らされていたのでした。

 

なんて、オリジナル手ぬぐいが欲しかったって言うのが本音なのですが...

 

二枚頂いてきてしまうとは自分でも思っていなかったけど!

 

では、実際に走ってみた感想などをザックリと。

 

パノラマラインコース

ツール・ド x 大子 パノラマラインコース

ぶちゃけ、前半は奥久慈にこんな景色があったのかと驚きの連続です、一生懸命ペダルを漕いで自分の知らない世界が目の前に広がる感動はたまりませんね。

 

筑波山は知っていいても奥久慈は知らないと言った方は是非一度、ツール・ド x 大子をキッカケに訪れてみてはいかがでしょう。

 

これからの紅葉シーズン、更に美しい景色が迎えてくれる事間違いない!

 

がっ、このコースを一言で表すなら「ド・変態」...

 

八溝山コース

ツール・ド x 大子 八溝山コース

茨城県最高峰と言うだけあって八溝山ヒルクライムはそれなりにキツいですが、ゴールして展望台から見渡す景色は絶景そのもの、川沿いの道を往復する景色も素晴らしい。

 

まぁ、タイムとかは気にせずマイペースで楽しむのがヨロシイかと...

 

そして、後半はユルポタ的な感じでランチに観光、スイーツと抜群のコース設定!

 

正直、八溝山は端折ったとして紅葉シーズンに嫁さんとポタリングしたいなと思ったくらい素敵なルートでした、クロスバイクやミニベロでも十分に楽しめると思います。

 

特に、ランチでお邪魔した「和風レストラン はら山」さんはサイクリストにと〜っても優しいお店で心もお腹も大満足、今回のサイクリングで一番の思い出となりました。

 

でっ、こちらのコースを一言で表すと「お腹いっぱい」ですね。

 

まとめ

流石はツール・ド、自転車の為のコース設定は車の往来も少なく、てとても走り易くて快適なサイクリングが楽しめました。

 

脚自慢は勿論の事、流行りのE-Bikeなどでマッタリと激坂を上っては景色を楽しむのも悪くは無い、むしろE-Bikeの本領発揮とも言えるくらいのコースなのでは。

 

唯一、台風一過が仇になったのか落ち葉や木の枝が散乱していて所々要注意みたいな。

 

実際、自分もパノラマラインコースの中盤でパンクしてしまいました。

 

チューブレスレディーが一瞬で終わる話は、また後日。

 

それでは ✋