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Ride with GPSのルートプランナーを使ってみた

サイクルボールふくいち ふくしまスカイパーク

今回はサイクルボールで毎度お世話になっている.gpxファイルの発信元、Ride with GPSのルートプランナーを使いオリジナルコース作成にチャレンジしてみた。

 

まぁ、今更感はありますが初めての方へ参考までに。

 

 

コース入力にはコツがいるぞ!

基本的な操作方法については「ルートプランナーへようこそ」を確認すると良い、サインアウトした状態で下記のリンクをクリックすると表示されるはず。

 

 

ところが、実際にコース入力をしてみると!

 

マジでふざけているのかと思うくらい使えない、出来るだけ幹線道路を外して走る方向性の様だが、いったいどんなライドをしたいのか意味不明なルートとなる。

 

実は、随分と前にアカウントの登録はしていたのだが、今までRide with GPSを使わなかったのは、この機能に惑わされていたからで。

 

Ride with GPSのサイクリングモードはかなり怪しい

 

今回は攻略を目標に色々といじってみたところ、経路選択を「運転」に変更してあげる事でマトモになってくれたw

 

目指す方向性が違うのか?

とりあえず、先月グループライドで走った日光国立公園周遊コースを再現してみた。

 

Ride with GPSのルートプランナーで日光周遊コースを引いてみた

実際には1,800mほどの獲得標高なのだが、2,384mと約三割増しの数字は仕方がないのだろうか、Garmin Conectの4,900mよりかはマシなのだが...

 

そして、サブスクリプション目的なのだろうが、キューシートやPOIと言った機能は有料のオプション扱いとなっている。

 

もっとも、自分が使っているGarmin Edge 130ではコースポイントさえ無視されてしまうので、全くと言っていいほど意味は無いのだが。

 

また、仮に上位機種を使ったとしてもGarmin Conectにインポートする時点でPOI情報は消えてしまうのであった。

 

如何やらRide with GPSの方向性は別なところにあるみたいだ。

 

サイコンはおまけ程度の扱いなのだろう、後にその意味が分かる事になる。

 

Ride with GPSの魅力

正直、ここまでだったらGarmin Conectでルート作成しても何ら変わらない感じだ。

では、Ride with GPSを使いたいなと思う根拠は何なのだろうか? 

それは、巧みな共有機能にあると言っても過言では無い。

 

 

先程のコースを「共有する」から「< >カスタム埋め込みを取得」を使ってこのブログに埋め込んでみた。

Garmin Conectでも同じ様な事が出来ない訳ではないのだが、Ride with GPSの方が見た目お洒落で遥かに機能的である。

 

また、ルートのステータスをプライベートにしているにも関らず、こうやって埋め込みタグやリンク先が途切れないところもある意味スゴイ。

 

こそっと、仲間内だけでコースを共有したい時など非常に有難い。


APP版これこそが!

さて、ここまでRide with GPSを使ってみるとスマホ用のアプリも使いたくなってきた、APP自体は無料なのでサクッとダウンロードしてみる。

 

Ride with GPS: Bike Navigation

Ride with GPS: Bike Navigation

  • Ride with GPS
  • Health & Fitness
  • Free

 

登録したアカウントでログインすればパソコンの画面で作っていたルートがスマホの画面でも確認出来た。

 

しかも、「ナビ開始」なんてボタンがあったりするが、サブスクのご案内〜い。

 

また、STRAVA同様にライドの記録も取れる様だ、こちらはBluetooth接続のセンサーにも対応していたのでパワメとスピードセンサーをペアリングしてしまったのだが!

 

これをやってしまうとZWIFTでセンサーが見つからなくなってしまうので要注意、スマホBluetooth設定で該当するセンサーは登録を解除しておこう。

 

他にも色々と試してみたところ、大体が課金しないと使えない...

 

まとめてみると

最終的に、Ride with GPSは机上でルートプランナーだけを使わせてもらう事にした、ブログに埋め込むルートマップと仲間内での共有には打って付けの様だ。

 

そして、Ride with GPSの方向性とはズバリ、スマートフォン向けのナビゲーションアプリなのであろう、ブルベなどに向けた機能が最大の売りだと感じる。

 

机上のルートプランナーは、あくまでもタダの客寄せパンダ...

 

FULCRUM Racing ZERO C17 のリアハブをメンテナンス

Fulcrum Racing ZERO C17


最近は、全く出番の無くなってしまったフルクラムのレーシング・ゼロだが、ストラバによると2018-12-23に納輪して8,000kmほど走った計算になる。

 

今回は、そんなレーゼロのリアハブを分解メンテナンスしてみる事に。

 

 

フリーボディーの取り外し

FULCRUM Racing ZERO C17 フリーボディーの取り外し


まずはドライブ側、スプロケットが嵌るフリーボディーから分解してみよう。

 

クイックが通る穴に5mmのアーレンキーを刺して、17mmのスパナでフリーボディーを固定するナットを時計回し(逆ネジ)すると外せる。

 

この時、フリーボディーを引き抜くには決まった位置に噛み合わないと抜けないので注意が必要だ、決して無理に叩いたりしてはいけない。

 

FULCRUM Racing ZERO C17 フリーボディーを取り外したハブの様子
FULCRUM Racing ZERO C17 取り外されたフリーボディー

フリーボディーを抜いてみると本来は真っ白なセラミックグリスが真っ黒に変色してしまった様子が伺える。

 

実はこれ、雨天走行をすると一発でこうなる。

 

本来、カンパ系のフリーボディーは雨天走行したら分解メンテナンスするのが基本らしい。

 

その為、簡単に分解出来る構造になっているのだとか。

 

こうなるとラチェット音が爆音になるので、カンパ系=爆音ではなく、ノーメンテナンス=爆音になると言ったのが本当のところ。

 

ハブシャフトの分解

FULCRUM Racing ZERO C17 ハブシャフトの取り外し

フリーボディーが外れたところでハブシャフトの両端に5mmのアーレンキーを刺して反時計回し(正ネジ)するとノンドライブ側の先端部品が抜けてくる。

 

続いて玉押し調整の黒いロックリングを2.5mmのアーレンキーを使いロック解除してから取り外す。

 

これで、ドライブ側にハブシャフトが引き出せる様になるので、軽く手で叩いて押し出すのだが意外と硬い、間違ってもプラハンなどで叩かない様に。

 

どうしても抜けない時はシャフトに嵌っているワッシャーの切れ目に極薄なマイナスドライバーなどを刺してみよう。

 

後はシールをそっとめくってセラミックボールの詰まったリテーナーを取り出す。

 

この時、リテーナーの向きを覚えておくのを忘れずに。

 

クリーニング

FULCRUM Racing ZERO C17 8,000kmでグリス切れの様だ

ディグリーザーを軽く吹きかけてみるとグリスが固形化し始めているのが判る、メンテナンスするには丁度良い時期だったのかもしれない。

 

そして、自転車メンテナンスでは定番となったワイプオール、分解クリーニングには欠かせない使い捨てのウエスはいかがでしょうか。

 

FULCRUM Racing ZERO C17 ハブシャフトのクリーニング

古いグリスを洗い落としピカピカになったパーツが非常に美しい、手で触れるとその精度に感じ言ってしまう、これがフルクラムのブランド力なのか。

 

グリスアップ

AZ(エーゼット) BGR-004 自転車用 セラミックグリス 2号 40g

今回はAZから販売されている自転車用のセラミックグリスBGR-004を用意してみた。

 

株式会社エーゼットから封書で届く、¥440-配送無料とは申し訳ない様だ。

  

FULCRUM Racing ZERO C17 ハブの組み立て

しかし、ジャバラの容器にノズルが着いているのは非常にありがたいのだが、押し出す具合がかなり難しい。

 

余りにもシブイので補助器具を探してみたら、専用のがあったりして!

自転車に限らず、他にも色々と使えそうなので一つ買っておく事にします。

 

実は、これまで模型で有名なタミヤから販売されているセラグリスHGなる物を使っていたのだがコスパが半端なく高い...

 

10gで¥500-と超高級素材。

 

確かに、ミニベロのフロントハブをセラグリスHGでグリスアップしたらメチャメチャ良く回っていて、デュラグリスよりも高性能なのは間違いない。

 

そこで目を付けたのがAZのBGR-004、おそらくセラグリスHGの中身はこれなのではないのかと想像してしまうのであった... 

 

組み立て

FULCRUM Racing ZERO C17 玉当たり調整

組み立ては分解の逆手順で行えばOK牧場、重要なのは玉当たり調整かな。

 

調整のコツは一度ロックリングを緩めハブシャフトを軽く叩いてドライブ側に押し出しておくところ、ここはプラハン使っても大丈夫。

 

そう、一度ガタガタにしてからロックリングを締め込んでいくのがポイント。

そして、ゴリゴリ感が出ないところで止めておくのが丁度良い。

 

後は、手に持って回してみて自分が納得したところでロックリングのネジを締めて完了。

 

あっ、締め過ぎてゴリゴリしちゃったら最初からやり直しね。

 

必ず一度ガタガタにしてから調整しましょう。

 

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クリートの交換をしながら、ちょっとした雑談を

SHIMANO SPD-SL CLEAT SET SM-SH12

 

先日のサイクルボールかすいち、実は途中で落車しそうになり肝を冷やしていました。

 

それは、スタートして二時間くらい経った頃、凝り固まってきた筋肉をほぐそうと立ち漕ぎをした瞬間、クリートがペダルから外れてしまったのだ!

 

バランスを崩し思わずハンドルを引いてしまったので、あわやジャックナイフ寸前。

 

慌ててハンドルを戻し、外れたクリートを地面に叩きつける様に踏ん張って事なきを得ましたが、クリートアスファルトに削られてトドメを刺されてしまった様だ。

 

それ以降、ペダルキャッチが上手く出来なくなってしまいリスタートの度にイライラする事となる...

 

そもそも、換えのクリートをとっくの昔に用意しておきながら何故に換えてこなかったんだと言う話ですが。

 

昭和生まれの悪い癖と言いますか、もはや病気の様なもので「勿体ない症候群」とでも言うのでしょうか?

 

こんなつまらん事であわや大惨事、とっとと交換しましょう。

 

使い古したSPD-SL用クリート(青)

シマノさんによると色の付いたプラスチックが交換の目安で、これが摩耗してしまうとクリートの交換時期らしい。

 

まだ、微かに残っているから大丈夫などと思っていたら大間違い。

 

機能的には既に終わってます。

 

SHIMANO製SPD-SLクリート交換のコツ

クリート交換最大の難所は取り付け位置のズレ、白いペイントマーカーでガッツリとマーキングしてしまうのが手っ取り早くて間違いない最良の手法ですね。

 

でっ、ここで注目して欲しいのがマーカーのライン。

 

ソールに対して非常にセンターよりな位置となっているところ。

 

通常、この位置にシマノクリートを固定するとシューズがクランクと擦れてしまう場合があるので少し母子球よりに固定する事になるのだが。

 

自分は、+4mmのペダル軸を使いクリートをソールのセンターよりに固定しています。

 

 

折角のカーボンソール、その特性を活かしながら膝への負担を軽減するのが目的ですね。

 

これも「かすいち」にまつわる話なのだが、二年前に息子と走った時は調子こいて無理した挙句、鵞足炎になってしまったのだ。

 

夏休みの思い出にと走りに行った「かすいち」で、日常生活にも影響が出るほどの痛みを抱える事になるとは。

 

まぁ、体育会系の初心者にはよくある話だと思いますが...

 

あれから、膝の痛みには敏感になってしまい、クリートの位置を煮詰めた結果がこの仕様です。

 

ビンディングに慣れてきたら青色のクリートにしよう

カッチカチのカーボンソールにシマノ製の青色クリートが良く似合うスペシャライズドのビンディングシューズ、ボディージオメトリーと相まってフィット感は抜群に良い。

 

そう言えば、クリートを黄色から青色に換える時って随分と抵抗感があったけど、実際に換えてみたら何の違和感も無かったりして。

 

むしろ、遊びが少ないので逆に外し易い気がします。

 

黄色いクリートを使って問題無ければ、青色のクリートはお勧めかと。

 

 

何と言っても、脱初心者っぽくてカッチョ良い気がするのは自分だけでしょうか...